2008年3月31日月曜日

景気は良いのか?

3月最後の日だ。政治状況の混乱による国民生活への影響は不透明さを増している。大手企業は最高益を叩き出すも、サラリーマンの給料は減る一方。
だが、企業の好業績が海外市場に依存している以上、国内のサラリーマンに恩恵がもたらされないのは当たり前という話もある。国内需要が細り、海外生産と需要が増えると国内の労働力が海外事業に貢献出来る度合いは小さくなる。だから、企業業績を景気判断に利用する時は国内業績と海外業績への国内労働力の寄与度を考慮しないといけない。
そう考えると景気はやっぱり悪いのだろう。国内を主戦場とする企業では取引相手や消費者が付加価値を生み出しているところに集中しないといけないのかもしれない。

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