2010年1月12日火曜日

JALの再生計画に思う

JALの再生計画は法的整理を経て行われるものとなる可能性が高くなった。

僕は当初からJALの再生計画は法的整理で行う以外に道はないだろうと思っていた。加えて、政府による支援も避けた方が良いと思っている。というのも、確かにJALが倒産して飛行機が飛ばなくなるなんてことがあると困る・・・なんて思うこともあるが、実際にはJALが飛ばなくても殆どのケースではあまり困らない。国内線に関して言えばJRがあるし高速バスもある。日本は国土が狭いので、仮に飛行機による移動がなければ時間が二倍かかるなんてことになっても半日以上になることはない。海外便で言えば、同じルートを飛んでいる航空会社はいくらでもいるので、乗り換えればよい。もちろん、飛行機が足りなくなるだろうし、パイロットも不足するだろうが、飛行機もパイロットもJALからいくらでも出てくるので困らないだろう。

JALが政府支援によって救済されないことで困るのは地方選出の国会議員くらいだろう。それ以外の人は「困る?」と聞かれれば「困る」と答えるだろうが本当に困る人はいないだろう。

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