2011年2月24日木曜日

松木農水政務官が辞任・・・って言ってもねぇ

松木農水政務官が辞意 小沢氏処分「納得いかない」(東京新聞2011年2月24日 朝刊) 
 
> 松木謙公農水政務官(52)は二十三日、細野豪志首相補佐官を通じて、菅直人首相に辞意を伝えた。松木氏は二十四日、首相に辞表を提出する。首相は受理する方針。松木氏は民主党の小沢一郎元代表の側近で、党執行部が元代表の党員資格停止処分を決めたことや、首相の政権運営に抗議する意味があるとみられる。 
 
なら、離党する? 
そもそも、政党の事情で内閣の一員が辞表を提出するってどうなんだろう? 
内閣の決定に不満というよりも小沢氏への処分に不満というのであれば離党するべきだと思う。 
 
> 政務三役の一人がこうした理由で辞任することは菅政権にとって一層の打撃となる。 
 
蓄積されたダメージはこの程度ではちょっとしか増えない。良きにつけ、悪しきにつけ影響は軽微だろう。 
 
> 松木氏は二十三日深夜、記者会見し、辞意の理由について「人として、小沢氏への処分はどうしても納得いかない」と説明。消費税率引き上げや環太平洋連携協定(TPP)に前向きな首相の考えについても理由として挙げた。また「民主党は国民生活第一で集まった仲間だが、そういう方向に進んでいない。そういう中でやっていくのはつらい」と述べた。 
 
小沢さんの子分だからついていくんです・・・ってなもん。消費税やTPPはおまけ。第一、小沢一郎は消費税引き上げだってFTAだって賛成のはず。親分が馬鹿にされてだまっちゃいませんぜっていうヤクザの世界ですな。 
 
> ただ、松木氏は離党や会派離脱については否定した。 
 
与党の旨味は捨てられない。そんな不覚悟が政治への信頼を損なうんだろう。

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