2009年1月21日水曜日

日本第四位の規模の企業

日経オンラインで「構成員約4万人、彼らはなぜ存在するのか〜『山口組概論』」の書評を読む
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090116/182991/

構成員4万人というのに驚き。

日本企業を従業員数でランキングすると、
http://www.ts-hikaku.com/clist/a0/v1s22t0p.html
トップはトヨタ自動車の69,478人、次いで東日本旅客鉄道(JR東日本)の52,604人、3位はパナソニックの42,728人となる。
第4位の日本通運が38,517人なので、山口組を企業と考えると日本で第4位の大会社ということになる。(それぞれの企業の従業員数はいずれも単体)

山口組の出自が派遣業と聞き、この書評子の「グッドウィルの折口では器が小さかったのだろう」という感想を読むと、100年に一度の1910−1920年代の戦乱と経済不況の中で立ち上がった山口組が、同じく100年に一度の経済危機の中で再生したり、同じような力を持つ組織が出てきたりするかもしれないということに気がつく。

結局、社会の安定と経済の安定とは表裏一体で、経済が危機に陥ってしまうと社会の不安定な部分が強くなってしまうかもしれないということだと思う。

平和な市民生活というのは、豊かな社会の実現なくしては成り立たない。