2007年3月17日土曜日

気になった記事(16/Mar/07)深夜版

2007年3月16日金曜日

Rubyが列車に乗って何処に行き着けるのだろうか?

楽天がRuby on Railsを採用,大規模トランザクション処理などに適用へ
楽天、ネットサービス開発で「Ruby on Rails」を採用--NaClが全面協力

楽天の様な事業の基幹がシステムで構成されている企業は事業を強化するために開発効率が良いことが必須だ。特に、WEBサービスは試作段階のサービスを公開してユーザーとインタラクティブにサービスを改善していくことによって完成度を高めていく。いや、完成なんてないのかもしれないが。その選択肢としてRuby on Railsが採用される理由というのは何だろうか?

アジアの技術者にRuby実習、経産省の委託事業で

経産省もやっと国内の宝物に気づいたかというところだ。国外でも、

NetBeansコミュニティがRubyとJRubyをサポート

とRubyはRailsに乗ってから広がりを見せているように思う。考えてみれば、開発現場で利用される開発言語にはそれほどの選択肢は無かった。しかし、ここ数年で様々な選択肢が出てきて、しかもそれらが商用利用され十分な信頼性を獲得することによって開発環境は変わってきていると思う。

しかし、ビジネスの根幹にあるシステムは相変わらず旧態依然とした開発環境の中で開発されているのではないだろうか。オープンソースというのは10年前には存在した用語だ。その頃、それらのリソースを利用することを開発現場に投げかけても反応は鈍かった。その内、周囲はオープンソースこそが次のビジネスチャンスとばかりに走っていって、旧態依然とした開発方法や開発者を抱えている企業は相対的に競争力を落としてしまった。

確かに新しいものは不安定だ。でも、逆に不安定なものであれば自発的に関与する余地が沢山あるということもできる。新しいもの好きというのは褒められるべき素質だ。列車に乗って西部に乗り込んだパイオニアの様に。

堀江氏一審判決

堀江被告、懲役2年6カ月の実刑判決

今日は朝からこの判決に全国的に興味津々。TBSは特番を組んでライブドアの旧幹部を出演させて熱心に報道していた。9時を過ぎた頃に判決の主文が読まれたらしく、各社が次々と報道。「2年6ヶ月の実刑(つまり、執行猶予なし)」という結果は表面上は穏やかに受け止められていたとも思う。

面白かったのはテレビ朝日の番組にコメンテーターとして出演していた橋下弁護士のコメント。「司法に失望した」。彼の主張では執行猶予がつかないことが信じられないというものであった。再犯の可能性があるのであれば執行猶予をつけない判決もありうるが、虚偽記載という程度の罪に対して実刑ということは行き過ぎで、明らかに判事が世間におもねった結果だというのだ。

このコメントと磯崎氏の投稿を合わせて考えると面白い。

堀江氏判決について考える

磯崎氏はライブドアと日興を比較して、

あえて説明をつけるとすれば、両社の違いはやはり、取締役や監査役が「善管注意義務をどの程度果たしていたか」(適切なコーポレートガバナンスが形成されていたかどうか)の違いではないでしょうか。

と言っている。つまり、堀江氏には経営者として「不作為の罪」があり、それに対して「2年6ヶ月」という判決は妥当であったのでは?ということだ。ライブドアの取引スキームは金庫番である宮内氏以外関知していなかった可能性が高いが、それを知ろうとしなかった堀江氏にも一定の責任があるということだ。ならば、今回堀江氏は「経営者としての善管責任を果たす」ことについて深い理解をしたのであるから、尚更再犯(不作為の罪の再犯?)の可能性は薄いということになる。すると橋下弁護士が言うように実刑判決は不当だったのではと思う。

ホリエモン実刑かー

でも言われているが、宮内氏に執行猶予がついたら堀江氏は浮かばれないってことになる。恐らく、堀江氏は控訴するだろうから今後の動きがどうなるかは楽しみでもある。

友人は「弁護士も情けない。落とし所ってものがあるだろう。」と言っていたが、僕はこの弁護士は被告の利益を守るために行動したのだと思う。堀江氏は再三言っているようにこの事件は「事実無根で、冤罪である」と信じている。すると弁護士としては最優先するべきなのは名目上の無罪を得ることである。だから、徹底的に抗戦したということなのだろう。堀江氏は無罪以外の結果には納得しないだろうし、裁判官が「改悛の様子が見られず」と言ったそうだが、それは当たり前のことだ。事実無根と思っていても反省の弁さえ述べれば執行猶予をつけるというのか。まるで映画の様な話。この一点だけでも橋下弁護士ではないが「司法に絶望する」。

気になった記事(16/Mar/07)

中村主水が語る

藤田まことインタビュー どらく

「必殺」シリーズは大好きで主水の一撃の殺しシーンなんかはぞくぞくしてた。苦労が多かったとは聞いてたけど、30代に充電期間を過ごしていたとは知らなかった。それがその後の芝居に影響を与えていたんだと思うと「人間万事塞翁が馬」ってことなんだと思った。

負け犬の遠吠え

「しっかりして」 社民幹事長、光熱費問題で民主に苦言

まあ、民主党って言っても自民党の縮小コピーみたいなものだから(自由党と合併するときは民主自由党なんて名前になるんじゃないかとドキドキした)スキャンダルは同じものが出てきても当たり前。社民党も秘書問題では同じような結果になったんだから人のことは言えない。

でも、与党を攻撃する材料が「スキャンダル」しかないっていうのはどうなんだろう。それって政治か?野党も他に真剣にやることがあるだろう。まあ、まじめな政策論争だとマスコミに載らないのでやる気にならないかもしれないけど。政策論争が面白くないと政治も活性化しないんじゃないだろうか?政治家って役者以上にエンタテイナーじゃないといけないんだな~。

モーニング娘の世界戦略

中国出身新メンバー2名が電撃加入

北京オリンピックを梃子に中国・アジアに進出するってこと。

考えてみればハロープロジェクトは当初からハワイ出身のメンバーを揃えるなど国外市場を視野にいれたマーケティングをしていた。それを考えるとアジア進出はむしろ遅いといえるかもしれない。アメリカを視野に入れていたけどうまくいかないので中国・アジアに目先を変えたということか。しかし、ヨーロッパという選択肢は無かったのだろうか?日本文化に対する憧れが強いフランスなんかは魅力的な市場だと思うのだが。

■ジュンジュン
本名:李 純 Li Chun (リー・チュン)

生年月日 :1988年2月11日 19歳
出身地 :中国湖南省
身長 :168cm


得意な楽器および年数:ピアノ 2年
趣味および特技:歌、演技
外国語:英語(初級レベル)
好きなアーティスト:林俊傑、王心凌(シンディ・ワン)

芸歴:2006年"超級女声Super Girl"長沙エリアベスト50入賞


■リンリン
本名:銭 琳 Qian Lin (チェン・リン)

生年月日 :1991年3月11日 16歳
出身地 :中国杭州
身長 :153cm


特技:司会、演技、ものまね、歌唱、ダンス、ピアノ、ギター、水泳など

芸歴:小学校2年生の時、テレビ局にスカウトされ、その後テレビドラマ出演やテレビ番組の司会など、中国での芸能活動をスタート。

二人とも現代的な女の子。特に、リンリンはこれまでのハロープロジェクトの路線通りのアイドル顔だ。

Human Player を気にしてみる

「Human Player」で同僚の本性を暴いてみる

ほほほ~。楽しそう。いらぬ騒動を起こしそうでもあるが・・・。

予約するならこちら。

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  • OpenOfficeが普及するきっかけになるか・・

    アシストが社内通常業務をMicrosoft OfficeからOpenOffice.orgへ全面移行

    大胆だな~。でも、Officeと互換性が保たれるならばなるべく安価なアプリケーションに移行するのは当然。しかし、アシストはMicrosoftとも取引があるに違いないのに、大胆な決断だ。他の企業も選択的にOpen~に移行することを検討する機会になると面白い。

    問題は大量のパソコンにOpen~を一斉にインストールする方法だ。その辺りのサポートが充実すれば、もっと大規模に普及するのではないだろうか。

    中西哲生 結婚

    中西哲生:女優の原史奈との婚約を発表

    スポーツキャスターやコメンテーターとしての実力が高く、珍しいタイプの元Jリーガーですね。サッカー特番つながりのゴールインですが、今日はこのニュースはテレビでは大きく扱われないだろうな~。

    大切なお知らせ(中西哲生のHPのリンク)
    原史奈(スターダストの公式プロフィール)

    入籍自体はこれからとのこと。でも、マスコミはどこもノーマークってところの様だ。

    探偵事務所5が帰ってくる

    宍戸錠らが出演のWebドラマ「探偵事務所5」2ndシーズンが配信開始

    映像探偵社は、Webドラマ「探偵事務所5 2ndシーズン」の配信を3月15日に開始する。料金は1話525円。

    おまとめパックみたいなものもあるので、そちらで見るか。

    なお、2ndシーズン終了後は3rdシーズンの制作も予定しているという。

    これが大々的に成功すると、「面白いドラマならば、最低限のスポンサードさえあれば、有料でネット配信することでビジネスが成り立つ」っていうことが実証される。当然、DVD化、書籍などのマルチメディア展開も可能なので、大きなビジネスチャンスだろう。政策側はよりリアルタイムでインタラクティブなドラマ制作が必要になってくる。本当にテレビが放送するものがどんどんなくなっていくぞ。

    探偵事務所5公式サイト

    気になった記事(16/Mar/07)

    2007年3月15日木曜日

    新卒ではないが・・・

    抜擢人事

    最近は僕も面接の日々を送っている。「新卒」ではなく「中途」。面接「する」方ではなく面接「される」方だが。その中で思うのは面接の時間の中で面接官と「気持ち」や「こころ」を通じ合わすということ。面接時間は多くても2時間が限度。その時間の中で自分のスキルや性格をアピールするとともに、その会社が今抱えている問題を理解してその解決を示さないといけない。それには単に話しをする以上に気持ちを通じ合わせて短時間ではあっても自分がその会社の社員になって問題解決をしようという気になって話をしなければいけないと思うのだ。

    人を見る目」はマネジメントの技術。

    100%はあり得ないですが、確実に得意不得意が存在し、
    経験によってスキルアップしていきます。

    「される」方としては、「会社を見る目」を持つことが必要。

    アメリカ人の飽食ぶり

    渡辺千賀さんの足りない・・・という投稿でアメリカ人の体質を見た。

    日本も「飽食の時代」などと言われているが、アメリカに比べればまだまだ。道理で皆太っているわけだ。「巨艦精神」って奴はまだ無くなっていないんだな~と思った次第。

    TVの価値がなくなっていくぞ!

    TVや新聞というのは基本的に企業からの広告収入によって経営がなりたっている。
    なぜ、企業がTVに広告を出すのか。企業や商品というのは、その存在が消費者に知られていないと存在していないに等しい。だから、広く存在を知らしめることがビジネス上重要になってくる。

    しかし、TVや新聞の広告コストは非常に高い。それはTVや新聞が高コスト体質になっているからだ。TVや新聞は許認可事業であるため必然的に寡占業界になる。競争なき業界には価格の下げ圧力が働かない。だから、広告コストが高くなってしまう。

    平井理央の推定年収は1250万円

    これをもって証拠とする訳ではないが、一般的にTV局の給与は高い。

    だが、今や企業や商品の存在を知らしめるツールはTVや新聞の広告以外にある。インターネット、フリーペーパーなど。圧倒的に安い広告メディアが沢山ある。だから、TVや新聞以外の広告メディアに移行するべきだと思う。しかし、既存メディアの反撃はこうなるだろう。

    有料メディア<=>無料メディア
    信頼性が高い<=>低い
    継続性がある<=>無い

    だが、既存メディアの信頼性や継続性は幻想だ。

    TBS、架空の掲示板を演出
    TBSが架空のネット掲示板を放送

    これ以外にも、「あるある~」事件などTVでは信頼性を疑う事件が続発している。新聞でも情報漏えいや誤報は相変わらずだ。だから、企業はもうそろそろTVや新聞ありきの広告を考え直す時期に来ている。この傾向は既に始まっているが、もう一つの要素を指摘したい。

    それは「広告代理店」というものの存在である。日本の広告代理店は「博報堂」「電通」という二大会社によって組織されている。この二社を頂点に、大小さまざまなプロダクションが機能ごとに組織され、広告宣伝業界を支配している。事実上、この二社を抜きにして企業が効果的なプロモーションをすることは難しい。

    業界の構造が「多くの顧客」と「少ないサプライヤー」によって構成されていると価格交渉力はサプライヤーによって決定される。逆に「少ない顧客」と「多くのサプライヤー」で構成されていると顧客が価格交渉力を持つ。広告代理店は広告を出したい企業に対しては自分たちが少ないサプライヤーとなることによって販売価格の交渉力を保有している。更に、プロダクションに対しては数少ない広告代理店という買手として購入価格の交渉力を保有する。これによって、広告代理店は高い利益率を維持して業界を支配しているのだ。

    しかし、企業はここで新しい選択を手に入れた。インターネットによって自分たちで広告を作りプロモートするということだ。しかし、現実的には広告代理店のようなプロモーションノウハウを持たない企業は効果的なインターネットプロモーションをすることに苦労するだろう。ならば、企業は広告代理店からプロモーションノウハウを持った人材をヘッドハンティングしたり、独立系のプロダクションを使うなどして、社内にノウハウを溜め込む努力をすると良いだろう。これによって、広告に関する業界のパワーバランスが変化し、新しいビジネスチャンスが出てくるようになる。

    数年以内にTVはそのポジションを変えざるを得ないだろう。収入は少なくなっていくし、消費者のエンタテイメントに対する嗜好も細分化していく。数%の視聴率を取れることがやっとという状態になっていくものと考えられる。考えてみれば、昔は大ヒットは40~50、はては70~80%の視聴率を言っていた。それが今は20~30%で大喜びしている。更に視聴率が割り込んだとしてもおかしくないだろう。

    気になった記事(15/Mar/07)

    Second Lifeを禁止する

    社員のSecond Life立ち入り禁止、Sophosツールで設定可能に

    日本では問題化していないけれど、サービスが本格化したらはまる人も出てくるんだろうか。

    ん?・・・そうか。Wiiで出来るようになると面白いな。メニューもシンプルにして扱いやすくして。PS3でもやれればデバイスに関係なく楽しめるので面白いな・・・。

    話が違った。

    インターネット上でサービスが提供されるようになって、サービスや商品がいつでも身の回りになるようになった。生産性に影響を与えるのはもちろんのこと、様々な影響を社会に与えることになる。個人的には気をつけることが必要だと思うが、企業側も防衛策を講じなければいけないということだ。P2Pやオンラインサービスで情報流出することは事件にもなっているが、これだけ事件として有名になっているのだから起業も自発的に備えないといけないってことだ。

    気になった記事(14-15/Mar/07)

    2007年3月13日火曜日

    気になった記事(13/Mar/07)

    悪意を持った・・・という言い訳

    DNPから個人情報863万件以上が流出、「悪意を持った内部者」への管理が不十分

    悪意があろうとなかろうと・・・ねぇ。

    大体、DNPは脇が甘い。こんな会社にDMの印刷なんか頼めねえよな。

    ああ、面白くなくなった

    都知事選:丸山弁護士、不出馬表明「解決困難な事情多く」

    いや~残念。都知事選が面白くなってきた・・・選挙権ないけどで注目したんだけどこれで興味なくなったな~。

    あとは”無党派”って奴がどうなるかだけ観察してようっと。

    日興上場維持の賛否両論

    日興株、東証が上場維持 利益水増し「重大といえず」

    ということで、上場維持が決定した。この記事では事実が淡々と述べられているが、他の記事では・・・

    「疑わしきは罰せず」 日興上場維持 東証、疑問残る判断
    「グレー企業」裁けぬ上場廃止基準 日興めぐり東証維持

    と批判的な論調。上場基準、廃止基準が明確でないということが問題と指摘していた。

    上場基準って何だっけ?で紹介されているさよなら日興コーディアル証券で解説されているように今回の日興の不正経理はライブドアよりも悪質。なのに、かたやライブドアは上場廃止で日興は維持ということになると不公平感が拭えない。

    連日報道されている日興コーディアルの会計問題ですが、金融庁が課徴金5億円を勧告しました。株価はストップ安。会計上の不正操作金額はライブドアのそれを上回ります。
    ライブドアの経理処理は最終的には違法と判断されたわけだが、元々不正かどうか判断の前例がないものだったわけで、法網をくぐったと言われるかもしれないが明確な違法性には疑問がある。裁判ではその点が争われず、堀江氏が支持したかどうかだけが注目されているが、本来は本当に指摘されたような法律違反があったかどうかをもっと論点にして欲しい。以前から思っていたのだが、ライブドアの問題は実に国策捜査だったのではないか。国や捜査機関の面子をかけた摘発で結論ありきだったのではないかと思うのだ。

    この構図は昔のリクルート事件と同じだ。

    一方、

    日興コーディアル上場維持決定!

    では、上場維持で「良識」が勝ったという意見が述べられている。
    このブログで何度か述べさせていただいているとおり、内部統制とかリスク管理というものは通常、「トレードオフ」の関係にあるもので、コストをかければかけるだけリスクを減らすことはできますが、リスクを「ゼロ」にすることは絶対できないわけです。
    確かに、リスクを受け入れることを含めて、全体的にコストのロスを軽減する方向に社会が動くというのは理解できる。しかし、ライブドアは旧態依然とした経済の枠組みに対立したということに対して、捜査機関が”社会正義”を振りかざして横暴を働いたというのが実態をあらわしていると思う。だから、コストが高い方向を社会正義で強要したという点で捜査機関も東証も責任を負うべきだろう。

    そして、ライブドアを上場廃止にした基準に照らせば日興も上場廃止にするべきだったし、捜査機関も乗り込むべきだった。だが、日興を守ろうという政財界の圧力がそれをさせなかった。そうと判断するしかない。

    結局、公正中立なものは何もないという悲しい現実があるということだ。それは捜査機関(警察、検察)、取引機関(東証)、報道機関(新聞、テレビ)を含めて。

    日興がシティに買収される結果には呆れた。日本国内に日興を買収しようという野心のある企業がないことに呆れた。これも悲しい現実。

    「華麗なる一族」の気になる原作との違い

    今週の華麗なる一族(法廷編)

    より。

    (しかし、裁判史上最も豪華な顔ぶれの傍聴席だったんじゃないでしょうか。(笑)
    大手都銀の頭取が裁判を自ら傍聴しに来るなんてことはあるんでしょうか?原作もそうなってるのかしらん?)

    原作を読んだ身で言うと、この回の前からかなり原作と違って来ています。
    違うところは色々とあるのですが、この投稿のポイントでいうと「法廷は開かれない」ということです。阪神特殊製鋼は会社更生法の手続きに入っていますね。その中で鉄平は大介を訴えたわけですが、「阪神特殊製鋼」という法人が「万俵大介」という非常勤取締役を訴えたわけです。会社更生法の手続きが進んで法定代理人が決定すると代理人が訴訟を取り下げることが出来るわけです。そこに大介が手を回して訴訟を取り下げさせて法廷は開かれないというのが原作の筋書きです。

    その上、架空融資も有耶無耶で終わります。鉄平はだまされ続けて、大介に完敗ってところで、大介が顔色を変えることもない。まあ、キムタクに格好つけさせないと視聴率は取れないってことなんだろうな~。

    最後のシーンがどうなるのか、ちょっと楽しみでもあり・・・心配でもあり・・・。

    2007年3月12日月曜日

    GREEの方がほっとする

    「グリーって大丈夫なの?」と聞かれて

    個人的にはGREEの方がほっとする。

    会員数はMixiの方が多いし、色々と話題もある。
    でも、そもそも広く浅く交友を広げるタイプではないので、会員が多すぎるMixiは興味がわかない。

    GREEはMixiと同じ一般向けのSNSだが、携帯電話と連携することが出来てサービスの信頼性が上がった。ここから会員数をむやみに増やすのではなく、ニッチなSNSを数多く立ち上げてもらいたいものだ。一般向けのSNSは情報が発散して万人向けとは言え、逆にそこに居続ける意味を見つけるのが難しい。特定の関心に根ざしたSNSを立ち上げるとすると、情報を集積することを優先したほうが良いように思う。

    いずれにせよ、会員を集めることに着目すると失敗するだろう。SNSに居続ける理由をより考えるべきだと思う。もう一つは参加者のボランタリティを如何に開発するかだ。僕は日本で最も古く成功したSNSはNifty-Serveであったと思う。Nifty-Serveは今と違ってコンピュータが一般的に普及していなかった時代のサービスだが、牧歌的で秩序があった。それは参加者の奉仕する気持ちがあったからだと思う。それを開発するのはサービス運営者の責任だろう。

    気になった記事(12/Mar/07)

    横浜FC初勝利

    カズが呼んだ横浜C初勝利

    横浜FCと横浜Fマリノスのダービーマッチで初勝利を得るとは実にドラマチックだ。横浜FCのメンバー表を見てみると、マリノスから移籍してきた久保、奥の名前が並んでいて因縁を感じさせるが、もう一人「山口素弘」の名前を忘れてはいけない。フリューゲルスに所属し、その消滅とともに移籍を繰り返し、古巣の精神を宿したFCに辿りついた。その彼がピッチに立ってプレーしていることに多くのファンは感慨を覚えていることだろう。

    J1クラブの消滅という衝撃は今も消えていない。プロ野球も草創期には多くの球団が生まれては消えた。当たり前に思われた12球団も、先年一球団が消滅し、一球団が誕生した。プロサッカーリーグも10年を超えてやっと定着してきたかの様に思えるが、まだまだ多くのクラブの誕生を見たいものだ。これから多くの力あるクラブが出てくることを望んでやまない。

    Thunderbirdに挑戦???

    Webメール的機能取り込む──Gmailにも対応したThunderbird2

    確かに、メールソフトはOutlookしか使ったことがない。WEBブラウザはFirefoxをメインに使っているけど(未だに、IEでしかちゃんと動かないサイトがあるので、一部はIEを使い続けている)、メーラーは色々試したりはしていないな~。使い勝手を比較してみるっていうことでも、ちょっと試してみようかな~。

    Thunderbird公式サイト

    2007年3月11日日曜日

    無党派という幻想

    無党派には責任ある政治は出来ない。大体、無党派というのは自分の与党を持たないということだ。すると政治的にはその政治家には実効力はかけらもないということになる。

    政党というのは元々ある程度共通した「政治思想、理念」というものを持っている政治家が集まって形成されるものだ。では、無党派というのは何か?それは支持する政治思想や理念がないということに他ならない。つまり、その時々の流行に流されるということだ。これは衆愚政治と言っても良い。小泉首相はこの真理をよく理解していた。なので、彼は流行を左右する「流行語」を作って大衆を支配したのだ。

    何故、支配されてしまうのか?それは政治家が言う言葉を批判する価値観がないからだ。だから、政治家の言葉に容易に左右される。政治家がメディア対策を十分に講じれば、選挙に勝ってしまうのはこれが理由だ。だから、無党派が良いなんていうのは馬鹿な話しだ。

    小田有紗

    小田有紗写真集「Aroma~薫る肌~」

    密かに注目していた。

    着エロクイーンって感じ。

    今後もドキドキさせてって感じだね。



    ハードは儲からない

    ビジネス向けパソコンをHPからOEM調達、日立が自社製造から撤退

    なかなか儲からないものだ。恐らく、業界2位くらいまでしか事業を継続する収益は確保できないだろう。でなければ、特定向けといったニッチを狙うってところ。

    人材を流出させるもの

    彼らが日本企業を選ばなかった理由

    日本社会から人材が流出しているという。その理由は何だろう。日本企業がそれほど窮屈なのだろうか?人材を伸ばせないのだろうか?たった10年で日本企業や日本方式は競争力を失ったのだろうか?

    それは信じられない。アメリカ方式に、外からの人材流入を歓迎して、利益を追求することが良いことなのだろうか。僕はそう思わない。

    日本企業は人材を教育することが重要なのだ。

    全ての知識はGoogleへ

    Google書籍検索構想に独最大級の図書館が参画

    Googleが現代のアレクサンドリア図書館を作ろうとしていることは評価できる。実際、図書館や博物館などの適切な施設がないことで、どれだけの文化遺産が破壊されてきたかしれない。それぞれの文化圏には、それぞれの文化を守ろうとする意思があった。日本でも戦乱の世の中では寺社がその役目を果たした。

    しかし、今やグローバルな時代。全ての文化を記録し、保存するのは容易ではないが、それを一企業が実現しようというのは大したものだ。

    シティ・ハンターのあのハンマー

    あの100tハンマーがヤフオクに出品

    あれで殴られたら死ぬよね。でも、本当に100tあるのかな?

    iTunes でビデオを買うことが出来る

    iTunes Store US 版 にて 24 Season 3 がダウンロード購入可能

    アメリカではもうビデオを買うことが出来るんだ~。
    日本のStoreではまだビデオクリップくらいだけどな。
    早く日本でもサービスが追加されると便利になるのに。

    Bump Top

    本物の机の上で作業するような感覚が味わえる『BumpTop』 (百式)

    これはかなり面白い。このHPでは結構面白い画像が用意されているので、それを見ても面白いかも。だけど、これが本当に提供されるとPCで情報整理するのが直感的に楽しくなるな。楽しみ~。

    気になった記事(11/Mar/07)

    Second Life

    Second Life“不”人気、7つの理由

    この記事の内容はいちいちもっとも。僕もサインアップしてみたが、めんどくさいなと感じたし重たいと思った。二台あるPCのうちスペックの低いものでは起動するかどうかが心配になる。

    だが、この記事の中で「どこに行っても広告が・・・」というのは仕方ない話しだ。このサービスは現実世界の投影だ。つまり、この世界は現実世界の鏡といえる。現実に道を歩けばどこもかしこも広告だらけ。電柱には広告禁止と書かれているが、近所の商店街のお肉屋さんの小さな広告が入っている。あちこちにポスターは貼ってあるし、広告宣伝車はいつも走り回っている。だから、広告がウザイと思うということは現実社会も同じくらいウザイ状態になっているってことだ。

    「Second Life」で次々とサービスが立ち上がる

    先取りして、備えるってこと。恐らく、CMを作ったり、実際に実験店を出展するよりはずっとコストは安いはず。ならば、やっておいたほうが良いってこと。

    工藤里紗

    工藤里紗デジタル写真集「RISA MAGIC」

    ちょっと気になった。

    そうか~フジの競馬番組に出てた子だ。ちょっとチェックしてようかな。

    工藤里紗(Wikipedia)

    都知事選が面白くなってきた・・・選挙権ないけど

    都知事選:丸山弁護士が立候補届け出書類を入手
    丸山弁護士 都知事選の立候補書類を入手

    ちょっと面白い話になってきた。丸山弁護士は以前も選挙に出馬したことがあるらしい。2000年前後という話しだから、メディアに露出する前の話だ。穿った見方をすると、選挙のために知名度を上げることを目的としてメディアに出ていたのかもしれない。弁護士だから主張はある程度予想できる。

    とにかく、知事選がちょっと面白くなってきた。石原氏にとっては誤算かもしれない。泡沫候補が出てくることは織り込み済みだっただろうが、豊臣某みたいなにぎやかしではない。浮動票への影響はどれくらいあるだろうか。これからの選挙前後の政策論争にどれくらい出てくるかで大きく違ってくるだろう。

    最終的に出馬しないかもしれないが、石原VS浅野の構図よりはよっぽど面白い。僕には選挙権はないが(住んでいる地域が違うから)、選挙に注目が集まることは決して悪いことではない。ちょっと面白くなってきたな・・・。