2009年5月14日木曜日

今の自民党と民主党で政官財労の既得権益と決別出来るか?

民主党の代表選挙は短期間の内に国会議員だけで行われることになりそうだ。代表選出馬は鳩山氏と岡田氏が確定で、一騎打ちになるという。
鳩山氏には自身の議員グループの他に、小沢氏や菅氏のグループに加えて旧社会党系、旧民社党系のグループが加わり、大勢を占める。対して、自身の議員グループを持たない岡田氏には前原氏のグループが応援にまわるが数的には劣勢。
ただ、90年代新党ブームの第一世代が小沢・鳩山・菅三氏とすると、岡田氏は第二世代。世代間闘争の面も現れて見える。
民主党議員が本気で政権交代を望むのであれば、岡田氏を選ぶだろう。しかし、(特に鳩山氏を支持するグループの)議員が今の党内での立場を守ろうとするならば、鳩山氏が代表の座に就くのだろう。

おそらく鳩山氏になるのだろうが(民主党は自民党以上にサプライズがない政党)、毎度のこと彼らが政権交代を望んでいるのか分からない感じがする。

2009年5月12日火曜日

不甲斐ない

小沢一郎民主党代表が辞任した。これで引退というわけもなく、キングメーカーとして政局を操ろうとするのだろう。

日経新聞の一面に政治部長名で記事が載っていた。その中で次の一文が気になった。

「にもかかわらず、小沢氏に代わる政局の軸がなかなか表れないのは、政治がふがいないからだ。」

「ふがいない(不甲斐ない)」とは人に対して使う言葉ではなかったか?政治という人格がないものに元々甲斐性はない。表現としておかしいし、筆者の逃げが見て取れる。政治家が不甲斐ないのだ。
辞任を受けて、麻生首相は無視を決め込む。社会党と共産党は気の利いたコメント一つ出てこない。

政治家の去就でモヤモヤした状況が変わらないなら、政治家を一新しなければ、と思う。解散総選挙。もういい頃合いだろう。