結局、給油がどれほど国益にかなうのか、他のアイデアは無いのかなど実質的な議論は国民には届かず、なんとも締まらない幕切れになった。
民主党が参議院で多数をとっても透明な議論はなく、スキャンダルを足がかりに責めるしかなかった。具体的な論戦が繰り広げられた年金問題とは温度差が感じられる。
まだまだ、民主党は反対党の域を出ていないということなのだろうか。
IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。
結局、給油がどれほど国益にかなうのか、他のアイデアは無いのかなど実質的な議論は国民には届かず、なんとも締まらない幕切れになった。
民主党が参議院で多数をとっても透明な議論はなく、スキャンダルを足がかりに責めるしかなかった。具体的な論戦が繰り広げられた年金問題とは温度差が感じられる。
まだまだ、民主党は反対党の域を出ていないということなのだろうか。
松下電器産業はブランドの混乱から株式市場で不当に安く見られていると主張している。確かに、連結売上高で上回るソニーやサムスンより時価総額は安い。しかし、ソニーとサムスンは松下に比べて海外での売上比率が高い。この違いが市場の評価の違いになっている。
すると、パナソニックに変わる松下は今後、国内での売上比率を落としていくということだ。これは、国内の雇用を支えてきた松下が雇用創出を(今の事業の中では)しないということだ。国内製造業ではトヨタもシャープやキャノンも生産を増やしている。ただ、直接の雇用をそれほど作り出しているわけではない。
当たり前の話で、製造業は常に生産性の向上を果たしている。今までは生産量の増加が生産性の向上を上回っていたので、製造業は雇用を生んだ。だが、国内販売が頭打ちになっている現在、製造業の雇用は減りこそするが、増加することは決してない。
皆が工場で働く時代は終わった。なら、何があるのか?製造業が生み出した富を他の産業が増やさないといけない。富には海外で製品を使っている人の日本に対する関心も含まれる。
日本の製品を通して日本に関心を持っている人を観光誘致し、世界中の富をかき集めないといけない。そのためには日本の魅力を海外にアピールし、外国人旅行者が快適に日本を楽しめるようにしなくてはいけない。
日本の多く観光地は世界中の観光地をライバルとして戦っていかないといけない。ここに新しい雇用が生まれるのだとおもう。
駅のホームに着くと電車を待つ人で溢れ返っていた。遅れていた電車がホームに滑り込んでくると、みんな我先に電車に乗り込む。ぎゅうぎゅう詰めの電車に更に乗り込もうとする。
あまりにも混雑しているので、安全確認のためか、直ぐにはドアが閉まらない。少し迷ったが、その電車を見送ることに。ドアが閉まってもなかなか電車は出発しない。そして、おもむろに電車がホームを離れていった。
客を満載した電車が出ていって三十秒も経たない間に次の電車がホームに滑り込んできた。さっきと打って変わって今度はガラガラ。空席に首尾良く座る。乗った電車は軽快に走り出すが、駅の手前で減速、一時停止。前の満員電車が原因だ。
満員電車に乗った人と僕で、駅に着く時間は三十秒も変わるまい。その時間の差を我慢すれば座れる上にストレスもない。
更に、満員電車に無理して乗った人の何割かが次の電車に乗っていれば、駅での停車時間はもっと短く済んだだろう。すると、全体的な輸送能力が悪くなることはなかっただろう。
だが、我先に…と乗り込む人にはみんながハッピーになる方法が見えない。駅員は後の電車に乗ることを勧めるが、近視眼的になっていると、そんな声も耳に入らないものだ。
僕も電車なら待てるが他はどうだろう?
自制、自省。