2008年1月10日木曜日

混雑する電車をやり過ごす

通勤に利用している地下鉄がダイヤ乱れのために遅れていた。

駅のホームに着くと電車を待つ人で溢れ返っていた。遅れていた電車がホームに滑り込んでくると、みんな我先に電車に乗り込む。ぎゅうぎゅう詰めの電車に更に乗り込もうとする。
あまりにも混雑しているので、安全確認のためか、直ぐにはドアが閉まらない。少し迷ったが、その電車を見送ることに。ドアが閉まってもなかなか電車は出発しない。そして、おもむろに電車がホームを離れていった。
客を満載した電車が出ていって三十秒も経たない間に次の電車がホームに滑り込んできた。さっきと打って変わって今度はガラガラ。空席に首尾良く座る。乗った電車は軽快に走り出すが、駅の手前で減速、一時停止。前の満員電車が原因だ。

満員電車に乗った人と僕で、駅に着く時間は三十秒も変わるまい。その時間の差を我慢すれば座れる上にストレスもない。
更に、満員電車に無理して乗った人の何割かが次の電車に乗っていれば、駅での停車時間はもっと短く済んだだろう。すると、全体的な輸送能力が悪くなることはなかっただろう。
だが、我先に…と乗り込む人にはみんながハッピーになる方法が見えない。駅員は後の電車に乗ることを勧めるが、近視眼的になっていると、そんな声も耳に入らないものだ。

僕も電車なら待てるが他はどうだろう?
自制、自省。

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