2007年3月11日日曜日

無党派という幻想

無党派には責任ある政治は出来ない。大体、無党派というのは自分の与党を持たないということだ。すると政治的にはその政治家には実効力はかけらもないということになる。

政党というのは元々ある程度共通した「政治思想、理念」というものを持っている政治家が集まって形成されるものだ。では、無党派というのは何か?それは支持する政治思想や理念がないということに他ならない。つまり、その時々の流行に流されるということだ。これは衆愚政治と言っても良い。小泉首相はこの真理をよく理解していた。なので、彼は流行を左右する「流行語」を作って大衆を支配したのだ。

何故、支配されてしまうのか?それは政治家が言う言葉を批判する価値観がないからだ。だから、政治家の言葉に容易に左右される。政治家がメディア対策を十分に講じれば、選挙に勝ってしまうのはこれが理由だ。だから、無党派が良いなんていうのは馬鹿な話しだ。

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