2007年9月4日火曜日

瀬島龍三氏死去 戦後政財界陰のドン

瀬島龍三氏死去 戦後政財界陰のドン

元伊藤忠商事会長の瀬島氏が死去とのこと。大本営参謀であったことや戦後政財界に大きな影響力を持ったことなどで毀誉褒貶激しい人だった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E5%B3%B6%E9%BE%8D%E4%B8%89

個人的にはフジテレビ系列への出演で鶴瓶相手におしゃべりをしていたこと。偉そうには見えなかった。一つの時代を裏も表も見聞きして、そして黙って旅立ったというところか。

冥福をお祈りする。

2007年9月3日月曜日

金関係不祥事続出に思うこと

またも、自民党から不祥事による事件が。

ここのところ不思議とこの手の不祥事が続いている。

不思議と、というのも小泉政権時代には辞任に追い込まれるまでの不祥事は少なかった様に思うからだ。

だが、待てよ。

確か小泉氏首相自身も指摘された年金不払いの問題があった。秘書給与問題も。

だが、これらは大した問題にならず(野党も同じ問題を抱えていたからだが)小泉政権は最後まで全うされた。


小泉時代と安倍政権にはどこに違いがあるのか?


身体検査が不十分という話しは納得出来ない。今回の改造では二週間近く余裕があったし、不安があれば閣僚候補も断っただろう。

政治家の意識が低い?

そうかもしれない。しかし、小泉時代と今と全く違う集団から選ばれた訳ではないのだから、そんなに意識に違いがある訳ではない。

もしかしたら、他の理由があるのではないか?

製品とともに広がる責任

日経新聞の31日の朝刊(11面)で松下の電池事故の問題が特集されていた。

DELLのパソコンに組み込まれたソニーの電池をはじめ、薄型で大容量の電池は日本製が多い。そして電池を組み込んだ製品は世界中で作られ使われている。

高機能化すればするほど、市場を独占出来るかわりに、高機能ゆえのリスクも世界的に広がる。しかも、日本人の消費者は部品一つの性能にまで拘る(と思われている)ため、日本基準だと責任は果てしなく広く、重い。

東国原知事、甲状腺に腫瘍

東国原知事、甲状腺に腫瘍

東国原知事によると、8月14日の検査で4、5ミリの腫瘍が2カ所見つかり、同29日に再検査を済ませた。良性か悪性かの結果は9月5日に出るという。

本人に自覚症状はないらしい。
宮崎県知事としての氏の功績は大きい。宮崎県が過去数年でこれほどポジティブに話題になったことはなかった。そのイメージをがらりと変えたのは彼の偉大な功績だ。

今後の地方再生の一つのヒントになると思う。

是非、回復して今後も活躍してもらいたいと思う。


宮崎発日本を変えんといかん
東国原 英夫
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9月を実感

今日は先週に比べて電車が混んでいた。今日から学校が始まるから学生が多いからだ。不思議と毎年9月の初日は混むが、しばらくすると緩和される。混雑を避ける為に電車の早めたり、車両を変えたりということがおきるらしい。電車は供給が限られているから、需要サイドで調整するしかない。供給サイドで出来る調整と言えば、乗客を力任せに車内に押し込むことくらいだ。「いたたたた」

デザイン力

今日の日経新聞の雑誌広告に「戦略経営者」というものかあり、その特集は「デザイン力を身につけろ」だ。

appleのiPhoneなどを見ると、その性能以上に外観のデザイン、操作パネルのデザインなどが重要だということが分かる。今までデザインと関係ないと思われていたビジネス用のものであってもデザインは重要。ビジネス用システムでも分かりやすく親しみやすいユーザーインターフェースは重要だ。
どんなビジネスであってもデザインを戦略的に見直す時代が本格的に始まったということだろうか。

農相辞任

安倍改造内閣の農相が早くも辞任に追い込まれた。自身が組合長を務める共済の補助金不正受給の責任をとる形。組織的な不祥事か個人的なものか分からぬうちに辞任ということで、自身も関わっていたのかと更に疑われても仕方ない。
更に外務政務官も辞任。一連の不祥事は、一つには各閣僚の脇の甘さに加えて、多少の不祥事を吹き飛ばす明るさがないことにあると思う。小泉時代も不祥事はあったが、ワケの分からないコメントでマスコミや野党を煙にまいて明るく吹き飛ばしていた。安倍氏には如何せん、明るさが足りない。
ごまかせとは言わないが、多少の障害をものともしない明るさが必要ではないか。