2008年5月27日火曜日

言葉を引き出す。

今日は社内のシステム再構築立案プロジェクト。前回まではコンサルタントが主導していたが、それでは身に付かないので主導権を社内の他のメンバーに移してもらった。彼らだけでは心許ないということか、サポートとしてシステム部外から僕が参加。

今は現状問題を描き出すフェーズ。ロジックツリーで多少頭出しはしているのだが、まだまだ問題の全体像の合意も根本原因の抽出も出来ていない。

コンサルティング的には原因が沢山出てきたら、それらを個別に検証して解決策をまとめるのだろうが、ロジックツリーは測定可能な原因を追求するには良くても抽象的な複雑な問題にはあまり役に立たない。そもそも慣れないとツリーの各レベルを揃えることも難しい。

そこでより柔軟に、直感的に原因追求をするためにTOC思考プロセスを採用した。思った通り参加者の納得感の高い原因追求が出来た。最後に、根本原因が解消されたとして、どういう未来像が実現するのかを短い言葉で表現してもらった。これは結構良いイメージが並んだ。

まだまだ捨てたもんじゃないぜ。

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