2009年3月11日水曜日

励ましの眼差しを向けつつ、他者の才能を見抜き、全員が賞賛するようその才能を支持しよう。

デイル・ドーテンの「笑って仕事をしてますか?」より

"励ましの眼差しを向けつつ、他者の才能を見抜き、全員が賞賛するようその才能を支持しよう。"

"認める"ということなのだと思う。認めるために、人の(部下の、同僚の、上司の)やることをしっかりと見なければならない。他人を観察するということは皆あまり出来ていないのではないだろうか。

昔、初めて管理職になった時に上司から言われたことがある。「1日のうち5分間だけ一人の部下のことを考えろ」。部下が5人いれば一週間で全員のことを考える時間が出来る。ところが、いざ考えようと思っても部下のことがすぐに思い浮かぶだろうか。全員のことを考えられるというのは案外難しい。
部下の中には苦手であったりして考えが及ばないこともある。ましてや、長所短所などと言われるとサッパリ思い浮かばないことも。

思いの外、部下を観察していなかったことに思いあたる。

観察しても、その部下の才能を見抜くことは出来るか。観察にも、ただ単に現状を観察するのと反応を観察するのがある。反応を観察するには条件を変えないといけない。つまり、課題を与えたり、違うミッションを与えたりすることだ。
チャレンジに遭遇すると人は様々な反応を示す。この時に長所や短所が出てくる。同じことを長年させるのは、もしかしたらその人の才能をスポイルすることになるのかもしれない。

観察し、才能を見つけるためにも、やらなければいけないことは沢山ある。

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