2009年5月1日金曜日

大統領経由監獄行き

韓国の盧武鉉前大統領が賄賂疑惑で事実聴取された。全斗煥元大統領から五代続けて二十年以上も大統領が不正疑惑で検挙されるとなるほど大統領と不正はセットになっている。韓国には"伝統的政党"がないのだそうだ。政権末期に大統領候補者が浮上する過程で既存政党が分裂し、新党が設立されるというのが繰り返される。つまり、ある政治理念で結集して政党が出来るわけではなく、大統領候補者個人の政党が与党を目指して争うというものらしい。経済政策も恣意的で企業経営者がなんらかの関与をする誘惑が大きいことも理由なのだろう。
李明博大統領にも同様の疑惑があるかもしれないが、隣国から毎回「前大統領逮捕」のニュースが流れて来ない様になって欲しいものだ。ただ、日本も「人の振り見て〜」というのだから、政治不信を賄賂などで生んでほしくない。

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