それでも未来に立ち向かわなければいけないか弱き人間にとって、未来を見積もる手法は未だに確立していない。
システム開発をしていた頃、色々な見積もり方法を試してみた。
ファンクションポイントだとか。
でも、開発実績のデータ蓄積が出来ていない未熟な組織で有効なのは、エンジニアやプログラマーのKKD(経験・勘・度胸)の精度を高める方法が良いのではないかと思った。
具体的には開発成果物毎に最頻値、最大値、最小値を出させて加重平均する方法だ。
開発プロジェクトでは同じ種類のタスクはナカナカないので、成果物の種類によって見積もるのは誤差が大きくなりすぎる。
そんな誤差をエンジニアやプログラマーの経験は埋めてくれるのだが、大抵の場合は過剰な見積もりをする。
それを加重平均で除してやれば精度を高めることが出来る。
マネージャーやチームのコミュニケーション能力が高ければ他の方法もある。
エンジニアやプログラマーが隠し持つ余裕時間を奪って管理する方法だ。
これはマネージャーとメンバーの信頼関係が大切になる。
もちろん、先の方法でも信頼関係は必要だ。
しかし、最初の一歩としては、いきなり余裕時間を管理するよりやり易いだろうと思う。
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