2007年6月11日月曜日

「能力開発」を軸にすることで、会社の業績も社員のやる気も向上

「能力開発」を軸にすることで、会社の業績も社員のやる気も向上

 仕事のアウトプットを「成果」とすれば、その成果を生み出す基盤が「役割」となる。一人ひとりの社員が自分の役割をしっかりと意識したうえで、上司や会社がその役割に見合う「能力開発」を支援することによって、さらに大きな成果を生み出す下地を作る――。


ニチレイの「成果主義」に対する答え。
成果主義は日本では評判がすこぶる悪い。

Yahoo!ブログ検索による「成果主義」の評判

富士通などの大手企業が成果主義導入に失敗したことが原因。
だけどニチレイは評価主義を社員を成長させるための「ツール」として整備している点が大きく違う。 目標管理をする場合、「目標」を数値で設定させて期末にチェックするというのが大方のやり方。しかし、それでは社員は目標を自分たちの首を絞める道具だとしか認識しない。 なので、社員に目標をコミットさせて上司がそれを認めたとしたら、上司は部下がそれを達成できるように支援しなければいけない。 目標達成のためにスキルが不足しているのであれば、教育の機会を与えないといけないし、ポジションが不足しているのであればポジションを用意しないといけない。 それなしに、目標が達成できなかったと責めると部下は目標を低く設定したり、自分ひとりでナントカしようと孤立してしまったりする。

ニチレイの例では目標管理などの成果主義を組織として支援する仕組みを用意している点が優秀。

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