2007年6月12日火曜日

広告のカタチ

テレビCMやラジオ、新聞、電車中吊りなど生活は広告で彩られている。ここ数年はWEBをみる度に様々な広告に晒される様になってきた。

でも心に残る広告はどれだけあるだろうか。正直に言えば、あまり良い印象を広告から得ることはない。それは広告がインパクトに注力していて有用な情報を殆ど含んでいないからだ。
「オッ」と思って広告に目を止めて何も分からないのでガッカリすることは再三だ。相変わらず多くの広告はAIDMAモデルで出来ているってことなのだろう。
世間ではAISASだとかなんとか騒がしい。重要なのは気付い(A)てから納得(D)し記憶(M)するまでの人間の情報処理能力の進歩だろう。従来一つ一つプロセスを処理していたのが、そのスピードが早くなっているのだ。
それは生まれた時から広告情報に晒されてきたからかもしれない。過剰な情報に対して高速に取捨選択をする様に脳が鍛えられたのかもしれない。
今、心に残る広告はキャッチの後に懇切丁寧な説明が載っているものだ。忙しい消費者は後で思い出して確認なんかしない。今、この場で記憶すべき内容かどうか判断したいのだ。

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