2008年2月7日木曜日

米大統領 予備選挙

アメリカの今年最大のイベント、大統領選挙は大変な盛り上がりだが、今は単に各党の候補を争っている段階。その結果を占う、いわゆるスーパーチューズデーは民主党混戦、共和党大勢決まりとなったようだ。
テレビや新聞を見ているとクリントンとオバマのどちらかが大統領になるかのような感じ。派手さでは確かに民主党に及ばないが実際は民主党の結果に関わらず共和党の候補の方が有利なのでは?と思う。

リベラルな民主党の雰囲気に比べ、保守的な共和党はブッシュジュニアの無茶で傷ついたが、次期政権を諦めているわけではないので選挙本番は相当なプロモーションを仕掛けてくるはずだ。
民主党候補はアフリカ系あるいは女性という点をアピールするだろうが、共和党はオーソドックスな白人男性候補。意外なほど保守的なアメリカ人が敢えてアフリカ系や女性を選ぶとは思わない。
鍵は本番で何を訴えるかだ。景気後退が続けば何らかの経済政策のイニシアティブが必要だろう。外交的な積極さは、イラクを連想するようなことにはアレルギーがでるのではないか。
いずれも現時点で訴えている内容はクリントンもオバマもマケインも大差ない。差がなければマケインは優勢だろう。人は安全パイが好きなものだ。

大統領選挙はもっとマケインに注目した方がいい。

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