2007年9月19日水曜日

エネルギービジネスの攻防

9月19日の日経新聞一面にエネルギー関連の記事が2つ。一つはアブダビ政府系の投資機関によるコスモ石油への出資。もう一つは三菱重工のロシア進出だ。

コスモ石油の記事によると昭和シェル石油にはサウジアラビア政府国営石油会社の資本が入っていて、ゼネラル石油にもエクソンモービル石油の資本が入っているので、国内の石油小売りに占める外資の影響は大きい。中東産油国とアメリカの石油を巡る攻防が日本で展開されている感じだ。中国やアジアなどの成長市場があるとは言え、日本は魅力的な市場なのだということを再認識。

三菱重工のロシア進出は今さらという感じだが、ロシアの国内産業保護などの規制があるのだと思う。三菱も現地財閥と提携しての進出となっている。

エネルギー関連の世界的な動きってどうなっていくんだろう。植物由来アルコールの増産で食品の原料が高くなるなんて「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話しもあるし、僕らの生活にどんな影響があるものなんだろうか?

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