2007年10月29日月曜日

中小ECサイトに「エコ」の波 生き残りのカギは独自ブランドづくりと商品力

中小ECサイトに「エコ」の波 生き残りのカギは独自ブランドづくりと商品力(NB Online)

―― 今、EC業界で注目される動きは何でしょうか。

村山: 「エコ通販」は、今後1~2年の話題になると思います。環境保護の取り組みを通販に取り入れたもので、地球、企業、消費者の“三方得”になるものです。ECサイトにとって利益を生む仕組みになり始めた、という印象を持っています。

当然ですね。いまや「環境」はビジネスとして成立しはじめている。10年前に「デジタル化」がビジネスになるとは思われない中でビジネスに成長したように、「環境」もビジネス化の道を歩み始めている。

しかし、

“環境に優しい企業”のウソ 猫も杓子も「環境保護」、でも本当に効果は出ているのか?

という記事では

 「単なる偽善だね」

 どんなに努力してもリゾートの温室効果ガスの排出は年々増える一方だ。客が増えればロッジの稼働率も上がり、電力消費量は増す。さらに、暖冬だと何トンもの人工雪を補充しなければならず、膨大なエネルギーを必要とする。

 「いろんな面白い計画に手を染めてきたが、本来の目標は全く達成できていない。環境に優しい会社にするなんてほとんど不可能だ」

と環境ビジネスの第一人者が言っている。

難しいのは「環境」という慈善の意味合いを持つものと、「人間の欲望」のバランスではなかろうか。全く、何の見返りもない行為は生活者にとっては負担が大 きい。ボランティアが成功する背景は、参加者の精神的な満足にある。それを無償や奉仕というだけで進めようとする点に無理がある。

結局、救助犬も訓練の時には「えさ」を必要とする。それが習慣となって楽しみに変わるまでは人間にも「えさ」が必要だろう。ただ、人間の場合は「えさ」だけつまみ食いして身にならないことも多いから、その点は十分に注意しないといけない。

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