2007年12月17日月曜日

内閣支持率急落

福田内閣の支持率が急落した。世論調査は誘導的なところがあるので神経質になる必要はない。だが、一向に変化の見えない現状に世論の反発がおきているようだ。防衛省次官の汚職疑惑、肝炎薬害、年金問題と不祥事が続くなか、福田総理はリーダーシップを発揮出来てないと思われたようだ。

ダッカ日航機ハイジャック事件のとき、「人命は地球より重い」と言って超法規的措置を行ったのは総理の父、福田赳夫元首相だった。この時は法律に反して犯罪者を野にはなった。犯罪を助長すると国際的には批判されたものだ。

防衛省の疑惑にせよ、年金や薬害にせよ、法令の範囲内で政治決断出来ることは多いし、法を超えて薬害患者の一括救済をしても犯罪を助長するわけではない。この一線を政治生命をかけて乗り越える覚悟が必要だと思う。

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