2008年3月6日木曜日

ディズニーアニメ、日本へ

ディズニーがアニメ制作で日本に進出する。

日経新聞3月6日朝刊一面「ディズニー、日本で制作」

日本アニメ制作大手の東映アニメーションなどと共同するらしい。ディズニーのブランド力は強力だが、日本やアジアで成功しているとは言えない。一方、日本のアニメ制作現場は決して豊かとも言えない。これだけジャパニメーションともてはやされているのに、アニメーターの給与は低い。
国内アニメーターの人件費は台湾や中国などでアニメーション産業が興ったのを機に更に悪くなる一方。そもそも、日本のアニメ制作は主にテレビ放送向けで、予算は少ない。
省予算で工夫を重ねストーリーで惹きつけることで、日本アニメは評価されてきた。ただ、国内向けでしかないため収益はそれほど見込めない。
ディズニーが日本でアニメ制作に参入することで、日本のアニメ制作がアジアや世界市場を最初から見据えた収益構造を作り出し、アニメーション産業で働く労働者の待遇が改善されると良いと思う。

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