2008年5月13日火曜日

政界再編は国民生活に寄与するのか?

福田政権の失速が政界再編機運を盛り上げている。

自民党の伊吹幹事長は秋の総選挙と政界再編を口にしている。平沼赳夫にも新党構想の動きがあると取り沙汰され、民主党も相変わらずまとまりがない様に見える。

政界再編が実現するとして、何を軸とした再編になるのだろうか?民主党からは二大政党体制に持ち込みたいという意図が見える。その場合は何を以て両党を分けるかが重要になる。今更、自民・反自民でもあるまい。

海外に目を向けると、保守・革新、大きな政府・小さな政府など対立軸がある様に見える。そのためか、日本の政界も同じ対抗軸を描きがちだ。だが、成熟した社会の方向性を二元論で判断出来るのかという点に疑問を感じる。それよりは今よりもっと数多くの政治集団が政策や時期によって連携した方がより良い選択が出来るのではないかと思う。

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