2008年7月11日金曜日

仕事ってナンだろう?

ということを最近良く考える。

仕事に対する価値観は多様だ。

時間換算をする人
アウトプットベースで考える人
組織のパフォーマンスを指標にする人

どんな働き方をしても、全ての人が等しく報われる様にしたいものだが、それは難しい。少し前に「成果主義」というのが流行った。アウトプットベースで評価するというやり方だ。上手くいってる会社もあれば、失敗したところもある。
失敗の原因は評価方法だけ変えて、働き方を変えなかったからだと思う。時間換算の働き方でアウトプットベースの評価は出来ないだろう。同じ会社でも時間換算の働き方とアウトプットベースの働き方が混在していると厄介だ。これは仕事に対する価値観が違うってことだから。

昭和初期まで日本には『サンガ』と呼ばれる山間部で狩猟や道具作りを生業とする集団がいたという。里人とは物々交換をする以外は決して交わらなかったそうだ。これは一つの知恵だろう。
農業は農作業にどれだけ時間をかけるかが重要だ。だから、サボることなく全員が労働力を提供する。しかし、狩りや道具作りは時間ではなくどれだけ獲物を穫り、道具を作ったかが重要となる。
だから、決して一緒には働かなかった。

同じように、仕事に対する価値観が会社と違うならば、そこで働き続けることは不幸だ。

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