2008年8月15日金曜日

終戦の日

「敗戦の日」だという人もいる。"終戦"と言うのは大いなる欺瞞だと。だが、戦争が外交手段の一部だとすれば、戦争の結果は国同士の関係を決定するためのプロセスの出発点でしかない。

戦争自体の勝ち負けで言えば、終戦時点でも日本は全面的に負けていたわけではない。アメリカが圧倒的な物量で原爆投下も含めた日本への空襲、非戦闘員への無差別攻撃を加えたことで停戦講和を選択せざるを得なかったと言えるだろう。だから、敗戦というよりも外交上、一方的な条件で停戦を受け入れたと言うことだ。

だから、今日は終戦の日で良いと思う。

日本を守る為に命を落とした多くの軍および軍関係者、無差別攻撃によって命を落とした国民に…

黙祷

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