2009年4月12日日曜日

かんぽの宿でリストラが始まる…かもしれない

4月12日 日経新聞朝刊 2面
「【社説】不正も将来も見えない「かんぽ」問題」

かんぽ問題ではマスコミは日経新聞をのぞくとほとんどが鳩山総務相に同調した。
しかし、この問題は郵政民営化を阻止しようとする郵政官僚が担当大臣を操って仕掛けたものだと思う。日本郵政側に落ち度はない。
日本郵政の「かんぽの宿事業」の事業計画が赤字で「弱気」だと鳩山大臣は見直しを指示したらしい。ずーっと赤字でその理由が開業時の割高な投資と政官による利益誘導による負債の大きさに起因するものなのだから、手の施しようは限定的になる。消費減退によって売上の積み増しが難しい以上、コスト削減に走らざるを得ず、それは従業員のリストラや宿のクオリティを下げるなどとなってしまい、ますます事業が縮小する結果となろう。

結局、鳩山大臣の横槍によって誰も幸せにならないという結果になってしまった。

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