2009年7月9日木曜日

鳩山・麻生だけではない

『鳩山・麻生の「相似形」
"政策より政局"で決まった民主党新代表』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090522/195490/

鳩山・麻生は互いが似ているだけではない。その立場も政治状況も自分達の祖父を演じているかのようだ。遡ってみれば自民党が政権からずり落ちた十数年前の時に首相の座についたのは細川護熙だった。その数十年前に、時の政変の中で様々な政治背景を丸呑みして戦前の政権を作ったのは彼の祖父の近衛文麿だった。小泉純一郎の祖父・又次郎は「扇動政治家」との異名があったという。小泉純一郎のどうどうたる扇動ぶりは筋金入りのものだったということだろうか。

今の『二大政党』もどきの状況も戦前の政治状況そっくりだ。決め手にかける二つの政党が政権を争っている状況下で発生したのが政治不信と二回の軍部によるクーデターであったことを思うと、我々はもっと真剣に我々の代表としての政治家を選ばなければいけないと思う。

0 件のコメント: