2007年3月25日日曜日

平松庚三

書評 - ボクがライブドア社長になった理由

ライブドアが行ったM&Aには賛否両論があるが、絶対に正解だったものが少なくとも一つある。

弥生の買収、だ。

なぜそれが正解だったか?

平松庚三その人がいたからである。

ソニー退社後、経営者を歴任してきたこの人なくしてライブドアが未だに会社として機能することは難しかっただろう。有能なスポークスマンであり、優秀な組織管理者であることが必要な段階に至っていたライブドアは必要な時期に必要な人を得たということで幸せだった。小飼氏が以前テレビで言っていたが、ままごとみたいな会社だったオンザエッジを会社としての体裁を整えることが彼の仕事だったといっている。そうすると、彼の去った後に上場企業にまで拡大した会社をマネージすることが新たに求められていて、それが平松氏だったんだろう。

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