2007年5月8日火曜日

講師人材マーケット

最近、友人をある大学に講師として紹介した。その大学に親戚が働いていたからだが、その過程で色々気がついたことがある。

まず、僕が紹介したのは単発もしくは非常勤の講師としてなのだが、この手の人材需要は意外に多いということだ。今はどの大学も教育の質や多様性を上げる為に色々なコースを設けて授業をする。このような講師は通常は教授や事務方の人脈から招かれることが多い。
すると人材が偏って継続しないことも多い。なので常に講師を探しているらしい。人脈で招かれるのはサービス品質を維持するためのフィルターだろうが、良い人材で講師が出来る人というのはあっという間枯渇してしまうようだ。
かくして、講師人材マーケットは常に需要不足となる。更に、特徴あるカリキュラムを作る為にはややニッチな人材が必要だ。だが、学校側のネットワークでは限界がありそうだ。すると、講師の人材バンクなんてことも考えられそうだ。

今、身の回りの人材を登録すると考えてみても、大企業から中小企業、事業系から開発部門や間接部門など企業の主要な機能を網羅している。生きた経営学のケースがリアルタイムで集まる。直ぐにでもMBAのコースが組めそうな程だ。

取り敢えず、レジュメ集でも作ってみようか?

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