2008年4月2日水曜日

チベット問題とラジオ放送

チベット騒乱に見る中国の情報統制 YouTubeは見られない、ヤフーやMSNは偏った情報のみ

と いう。手軽で便利なメディアということでインターネットは百花繚乱、様々なサイトが立ち上がっている。しかし、今回の件で分かったのは「有線通信網は検閲 が容易である」ということだ。有線通信はどんなデータが流れているのかが把握しやすい。今回もインターネット上のキーワードを総ざらいして見せたくない データをカットするという暴挙に中国は出た。

ここに最も古い放送メディアである「ラジオ」というものがある。ラジオは放送設備も小規模 で、受信装置も単純だ。「Simple is Best!」単純さは強靭さにつながる。冷戦下のドイツでもベルリンの壁をラジオ放送が飛び越えていた。北朝鮮向けにも長くラジオ放送が流れている。
今 回のチベット問題でもラジオ放送を活用することを提案したい。中国国境の近くに放送基地を構えて、放送すればよい。短波ラジオは電離層の状態によってはか なり遠距離まで放送が届くそうだ。ラジオ自体は簡単な部品で自作できるので、部品と設計図を流通させれば各地で受信する人が出てくるだろう。

とにかく「知る」ということが大事だ。放送は多くの人に一斉に知らせることに向いている。国営テレビの情報を信用していないグループは特に情報を欲しているだろう。ラジオを見直す時が来た。

昔より抵抗のために最も有効なメディアはラジオなのだ。

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