2008年9月4日木曜日

繰り上がり“銅”

男子ハンマー投げの室伏が北京オリンピックで銅メダルとなりそうだという話。上位選手のドーピング発覚によるのだとか。アテネに続き幸運が続くが、二大会続けてトップ選手にドーピング発覚とは、この競技そのものに問題があるのではと思ってしまう。
ハンマー投げの様な競技では「投げる技術」より「より大きな力」に目が向かいがちだ。だから、ドーピングによって大きな力を手に入れる誘惑に抵抗出来ない選手も出てくる。
室伏は日本人としては恵まれた体格だが世界のトップ選手に比べれば見劣りする。それが負けないのは投げる"タイミング""姿勢""集中力の高め方"など、技術によって勝ち抜いていると言える。
スポーツはともすれば「気合いだ〜」となるが、それに加えて細かい技術の積み重ねが必要だ。ビジネスで言えば「儲かる仕組み」に加えてそれを徹底的に利用し尽くす人の努力というのが必要なのだろう。

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