2008年9月5日金曜日

世代間闘争になるー自民党総裁選

自民党総裁選で麻生、与謝野、小池、石原の4人が名乗りを上げる見込みが強くなった。政策路線は麻生氏の「景気重視派」、与謝野氏の「財政再建重視派」、小池・石原両氏の「上げ潮派」となっている。麻生・与謝野両氏は違う様に見えて「富の再配分に政府が関与する」という点では一致している。逆に小池・石原両氏は「富の再配分を市場に任せる」ということだ。
いわゆる「大きな政府・小さい政府」という奴だが、世代間闘争と見ることも出来る。世代間闘争では有権者の政治的関心が高い高齢者の方が有利で、若い世代はより尖鋭化しなければ対抗出来ない。だから、若手の候補者が自民党の従来路線より離れていればいるほど勝てる勝負に持ち込める。なので、「上げ潮派」の二人が名乗りを上げているのは正しいだろう。

しっかり、基本的な政策論争をしっかりやって欲しいものだ。また、メディアにはそれぞれの主張を伝えて欲しい。麻生人気でオタク株が…なんて話はどうでも良い。

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