2009年7月27日月曜日

歴史は繰り返す…のか?

衆院選を控えて各党が事前活動を加速している。政権交代なるか?というのがメディアの関心事で、自民党を政権から引きずり下ろすことが目的であるかの様だ。軽いデ・ジャ・ヴを伴う。

自民党が政権から転がり落ちた16年前、期待を一身に集めた細川内閣は一年に満たず退陣し、こともあろうに自民党と社会党が連立政権を樹立するという事態になり、自民党が復権した。同じことが繰り返されるという観測もある。ただ、この時の非自民政権は大小八党の連立であり本から不安定だった。細川護煕は当初は自民党との連立を模索しており、小沢一郎の手腕によって何とか成立したのだ。

それと比べると民主党は政権を担うだけの力量がある様に思える。この一年で内紛が続いた自民党よりは一体感があるように思える。だが、16年前の非自民に寄せられた夏の太陽の様な熱気はない。郵政選挙の様なスローガンもない。

何を争う選挙なのだろうか。分からない。

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