しかし、リーダーが最前線を慰労するのは悪いことではない。ただ、やり方は良く考えないといけない。
今の震災現場や原発事故対応の最前線は、日々目まぐるしく変わる状況対応に四苦八苦していて、当ながら"最大限"の努力をしている。この際に必要なのは、叱咤よりも共感だろう。言葉の選択ひとつで現場の士気に影響する。
かりに前線に菅首相が出張るのであれば、それを気づかせてはいけない。官邸のスタッフなどで準備して、短時間でサッと引き上げるべきだ。伝えることは、「苦労を分かち合う」こと「信頼している」こと「感謝している」ことだ。
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