2007年3月4日日曜日

バフェット君がお冠

米投資家バフェット氏、ヘッジファンドへの投資に苦言

 また、同氏は、株主らに対し、企業幹部の報酬の改革を要求するよう呼び掛けた。同氏は、現在の「非合理な」慣習により、並みの最高経営責任者(CEO)に「天文学的な」報酬を支払っている、と批判した。
これは同感だ。経営者が大きなプレッシャーの中で様々な決断をしていて、大変なのは分かる。しかし、一般の労働者の恨みを買うほどの報酬は社会不安を大きくするのではないだろうか・

 同氏は、手数料の高い運用会社で投資して高いリターンを得ようとする投資家が増えている、との見方を示した。そのうえで、むしろ手数料の安いインデックス・ファンドに投資したほうがよい、などと述べた。

ヘッジファンドが通貨不安や株式不安を煽って利益を得ているというのはあるだろう。採取手故意には、彼らが暗躍してもその影響が市場に出ないような仕組みがないといけない。でも、それは市場を規制するということになってしまう。難しいところだ。

ところで、

円キャリートレードの影響を注視=財務官

 円キャリートレードの規模については、数十兆円前後との見方を示し、影響はある程度限定されるだろうが、状況を注視する必要があると述べた。
いや~。ちょっと危機感足りないんじゃないの?今、日本の超低金利誘導の政策のために、日本の円はキャリートレードでどんどんドルやユーロに交換されている。今、株式が下落してしまっているから、投資家は円を低利で借りてキャリートレードをどんどんやろうとしている。日本国内では為替の動きは活発ではないけれど、国外では活発化する。つまり、日本の超低金利は殆ど日本の経済に恩恵を与えず、外国人投資家に利益をもたらしているだけという結果になっている。その実態を見据えて、官僚たるものはきちんと舵取りをして欲しいものだ。

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