2007年4月11日水曜日

ペンタックス ペンタックス

ペンタックスが内紛で成長の機会を逃そうとしている様だ。10日の臨時取締役会での社長解任=>新社長選任=>社長解任に反対した専務解任と慌ただしく経営の責任者が入れ替わった。それでも、出てきた結論は「統合は検討は続ける」とは。経営陣は役職が変わってもメンバーが変わった訳ではない。取締役の解任は株主総会の決議によるから、そうそうメンバーは変わらない。新社長が新しい提案をする訳でもなく迷走が続きそう。

この経営陣の混乱を社員はどう思っているのだろうか?新聞にはペンタックス社員の気持ちは載らない。経営に影響力がないとはいえ、ペンタックスの付加価値を生み出しているのは社員だ。統合するにしろ、しないにしろ、その後に社員が残らなければペンタックスの価値なんて貸借対照表に載っているだけのものでしかない。

HOYAがTOBを仕掛けるならば、ペンタックス社員にアプローチした上で早くやった方が良い。これ以上揉めるようなら、徹底的に買いたたくべきだろう。

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