2007年9月6日木曜日

【第1章】 誰が主権者を吊るせるか? (『国家と罰』)

誰が主権者を吊るせるか? (『国家と罰』)

鈴木宗男と共に背任疑惑で係争中の佐藤優氏のインタビュー記事。

この記事には考えさせられることが多数。

裁判における真実は、客観的な事実とは異なります。検察官面前調書に書かれたことが真実です。私の弁護人の1人は、最近、検察庁を辞めた人でしたが、検察 庁では「事実を曲げてでも真実を追究する」「いかにして被疑者を何でも供述する自動販売機にするかが検察官の腕だ」と教えられたそうです。私を取り調べた 検事も「フニャフニャの証人を3~4人揃えれば、どんな事件だって作ることができる」と率直に述べていました。

とんでもない話です。田原総一郎の「正義の罠」でも検察の不条理を感じましたが、ここでも検察の不条理がまかり通っているんだということが述べられています。ん~~。

正義の罠 リクルート事件と自民党 二十年目の真実
田原 総一朗
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このインタビューや「正義の罠」を読んでいると、「ホリエモン事件」や「村上事件」でも国民に知らされていることにどれほどの真実が含まれているか疑問だと思った。

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