2007年10月3日水曜日

首相まで世襲の組織的必然 英国、中国とは雲泥の差の政治家選びと育成手法

首相まで世襲の組織的必然 英国、中国とは雲泥の差の政治家選びと育成手法

この記事の著者曰く、

政治の世界で世襲が幅を利かせている点が日本に似ているのは、北朝鮮やアラブ諸国などでしょうか。いわゆる先進国では日本の政界は珍しい存在でしょう。

そ うなのか。と思って納得しそうになったが、いや待てよ・・・っと。今のアメリカの大統領って世襲じゃなかったっけ?しかも弟はテキサス州の知事だし。ルー ズベルトだって従兄弟同士で大統領になったし、シュワちゃんはJFKの姪が奥さんだ。世界に冠たる民主国家(と言われる)アメリカを無視して日本政界の世 襲傾向を批判するのは自己撞着も甚だしい。

そもそも、イギリスが優秀な若者を党が採用して育成しているというが、そのコストはどうやって 負担されているのか。それは、その党を支持する党員が寄付によって負担している。それだけイギリス人の政治意識が高いということだろう。しかし、日本人は 政治意識が低い。それは選挙で選ばれるほうにも選ぶほうにも責任があって、それを問題提起しないマスコミにも問題がある。それなのに、その点を無視して批 判しても仕方がない。

著者は地方の選挙に出馬して落選したそうなので、恨み節というところなおだろうが、コラムとしては私見に寄り過ぎていて説得力がない。

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