2009年6月24日水曜日

「アタシんちの男子」最終回

昨日、フジテレビの「アタシんちの男子」が最終回だった。

ホームコメディにありがちなご都合主義が随所に見られたが、「家族」というものが血統によって"なる"ものではなく、人と人の喜怒哀楽の積み重ねの中で"作られる"ものだというのがコンセプトだった様に思う。展開として主人公が「母親十か条」という課題をクリアするために兄弟や仲間と協力して進んでいくというのはロールプレイングゲームの様であった。さしずめ高島礼子演じる弁護士の小金井響子はストーリーガイド、田山涼成演じる田辺義男は村の長老といったところか。山本耕史演じる時田修司はゲームの変化をつける蝙蝠キャラで最終的には風に社長を譲るあたりなど美味しいところは持っていった。

最終回でつるの剛士演じる国土豊がどこかの御曹司という様な設定が登場したが、伏線も何もドラマは終わってしまった。母親十か条も最終回で残りの4つがまとめてクリアされていて、ドラマの長さ(1クール11回)についてもっと考えた方が良いのではないかと感じる。最近のドラマは朝日テレビ以外は必ず1クール11回。多少の伏線があるドラマにしようとするとちょっと短いのではないかと思う。

ということで、堀北真希も可愛かったし、それなりに満足。あと、仮面ライダー多くね?

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