2008年5月8日木曜日

刺身を使い回しー船場吉兆

経営再建中の船場吉兆で再び不祥事が発覚した。今度は客が食べ残した食材を使い回したという。これは言い訳のしようがない。報道では衛生面の問題が取り上げられていたが、それより重大な問題がある。
客に提供して対価を頂いたものは所有権が客に移動している。食べ残しは廃棄処分を前提として客が権利放棄したものと見ることが出来るので、それを無視して他の客に出したとなると客を騙して権利を奪ったということになる。出された客も騙されたことは同じで、詐欺罪が適用されるのではないだろうか。
厳密に使い回しされた料理を特定し、その被害者を特定することは難しい気がするので立件は難しいと思うが、客の信頼を回復するのは難しいだろう。

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