http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090608AT2C0801N08062009.html
「東海旅客鉄道(JR東海)の松本正之社長は8日、2025年に首都圏—中京圏で開業を目指すリニア中央新幹線の途中駅について「1県に1駅ずつ設置することが適切」との考えを明らかにした。」
夢の乗り物、リニアモーターカー。乗り物が浮いて滑るように走るというのはワクワクするような話だった。それが2025年に実現化するというのはちょっと明るいニュース・・・なのか?
リニアモーターカーは時速500キロで走るのだそうだ。今の新幹線では300キロがいいところ。それでリニアの方が静かとなれば快適な旅になるだろう。けど、東京−大阪で1時間程度ってなると快適も何もない気がするが。
んで、東京−大阪で各県一駅ずつ止まるとすると、8区間を運行することになる。平均すると60キロ程度が駅間の走行距離になる。そこで、加減速している時間はと考えると加速度が毎秒時速1キロだとすると8分ちょっとでその間に35キロ近く走ってしまう。毎秒3キロだと3分弱で12キロ位が加減速距離。毎秒6キロで1分半の6キロ。感覚的には毎秒6キロの加速が合理的なように思う。
でも、加速度6キロってジェット機の加速度の7割くらい。結構きつい衝撃がある。
「途中駅の建設費は「受益の観点から地元負担と考えている」と説明。」
地元負担は結構高額になるはずだ。それでも東京から「ちょっと大阪まで行って来る」と一時間そこそこで行ければ便利な気もする。しかし、そんなに緊急の用事ってあるんだろうか。しかも新幹線よりかなり割高になることが分かっているのに。今の時代、テレビ会議などのコミュニケーションツールが普及している。それでもお金をかけてそんな短時間で行くというニーズを持っている人はプライベートジェットやヘリコプターでもいいのじゃなかろうか。
そんなに急いでどこに行くんだろう?
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