2009年7月22日水曜日

機会均等神話

SAPIO 8/5 号 71ページの日本人のホコロビというコラムが面白かった。曰わく、「運命にはプラスもマイナスもあって、それに立ち向かっていくのが人間の逞しさであり、"努力"というものだ。」

コラムでは世襲議員のことが取り上げられていて、世襲議員にはプラスの運命がまとわりついて、その中での努力があり、それを落とすも落とさないも有権者の責任というのは同感だ。世襲があるから議員になれないと主張する人は、指摘されているように当選はしないだろう。世襲候補者が尻尾巻いて逃げるくらいの力量がない人が出来ることは高が知れている。

さて、世襲候補者は制限された。その内官僚出身も制限されるだろう。いっそのこと抽選にするか。世襲も癒着も官僚化も絶対おきない。世襲制限がバカバカしいと思う理由がここにある。

それよりも、もっとチャレンジし甲斐のある面白い世界に政治がなっていけば良いのだ。

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