2009年6月17日水曜日

タブーをテーブルに載せる

どんな組織でもタブーがあって、誰も言えない雰囲気が醸しだされているものだ。具体的にタブーを口にして窓際に追いやられる、降格されるなどの実害があると組織は無難に過ごそうとするもので溢れかえる。そんな組織では会議を開いても一部の人だけが演説をして終わり。偶に発言があっても本論を避けたり、無難な意見で終わらせたりということで実質的な価値を生まない。
タブーが組織の動きを規程してしまうとすると、タブーを話せる組織とタブーを話せない組織ではやれることの幅が大違いになる。タブーを話すと勿論一時的には感情的にもなるし、ストレスも生じる。しかし、タブーを問題に出来る組織は前進できるだろうし、タブーじゃない問題など軽がると乗り越えることが出来る。
自分に関するタブーが話題になると嫌だなと思うだろうが、それが解消されれば自分しか抱えていなかった問題から解放されて元気になる。「元気があれば何でも出来る」(by 猪木)。
タブーを話そう。真剣に向きあおう。

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