2008年2月15日金曜日

江藤は山崎になれるか

広島から巨人に大型移籍し、西武に流れた江藤の話。西武では江藤が楽天の山崎のように再起するのを期待しているらしい。山崎の復活は、本人の才能もさることながら、野村監督から『考える野球』を叩きこまれたのが大きい。もちろん、野村の教えを吸収出来た山崎の吸収力も誉められるべきだ。江藤の才能が山崎に及ぶのかは分からないが、経験に理論の裏付けを与えられる野村ような監督やコーチはなかなかいないだろう。
野村監督がメジャーで監督をしたらどうなるだろう?時間はかかるかもしれないがメジャーの野球は劇的に変わるかもしれない。

2008年2月12日火曜日

寒っ!

ここ2回の週末はまるで締め切りに追われるかのように東京に雪が降った。ニュースでは久しぶりの雪をさも特殊事情かのように気象解説している。暑かろうと寒かろうと、異常気象と言わなければニュースにならないのだろう。

温暖化対策が今夏の洞爺湖サミットのテーマだ。だが、温暖化ガス対策に有効だというエネルギー節約は一向に進まない。ロハスとか、地産地消のかけ声は良いが、地産は高く手が出ない。少し前に流行った『グローバル化』によって世界で一番安いものを手に入れられる様になって、みんなその生活から離れられない。
ロハスも地産地消もお金がかかる。電気だって使わずに1日たりとも過ごせない。家中の電気を消しても冷蔵庫だけは無理だ。そんなことをすれば中国産の冷凍食品が解けてしまう。
手に入れた文明生活と環境をバランスさせる為に『排出権』なるものまで取引されるようになった。『排出権』とは簡単に言えば石油燃料を燃やせる権利だが、自然権のように突如として生み出された。まるで魔法だ。
エネルギー小国である日本がギリギリまで省エネに取り組んで来たのを嘲笑うかの様なこの権利を裏付けるサミットの議長国が日本なのが皮肉に思える。しかし、日米貿易摩擦での理不尽な結果に耐え、それを奇禍として日本の自動車産業は世界に冠たる地位を得た。舐めてると痛い目を見るぞ。