2007年11月22日木曜日

ヤマハのM&A

世界最古のピアノメーカーを巡る買収競争にヤマハが乗り出しているという話。

業績が落ち込んでいるがブランド価値の高いオーストリアのピアノメーカーを地元企業と争っているらしい。ただ、伝統のある企業が海外に売却されることに地元世論の反発もあるのだとか。

この手の買収は経済合理性よりも感情的な要素が影響するので世論対策は重要だ。だけどヤマハがこのM&Aを成功させたら、本当の意味でのグローバル企業になれるのかもしれない。

パソコン納入 2日に短縮—ICタグ全面導入

日経新聞 11月22日
朝刊13面
「パソコン納入 2日に短縮—ICタグ全面導入」

パソコンの生産と物流にタグを利用してリードタイムを3日から2日に短縮するのだそうだ。量販店にとってリードタイムが短いことは良いことだ。店頭の在庫を3日分から2日分に減らせるからだ。消費者は気が変わりやすい。売れそうだと思って発注しても3日も経てば買う気がなくなっているかもしれない。
だから、リードタイムが短ければ売れ残りのリスクを減らすことが出来る。メーカーにもメリットがある。リードタイムが短ければ、メーカーは流通在庫を減らすことが出来る。ホースが長ければ、蛇口をひねっても水が出るまでに時間がかかるし、ホースの中に残る水の無駄は多くなる。ホースが短ければ無駄を省けるのでメーカーにとってもメリットがある。

さて、具体的にICタグをどう使っているのだろうか。とても興味がある。

額賀氏、言葉詰まらせ審議中断

額賀氏、言葉詰まらせ審議中断

委員会が一時間も中断する騒ぎだったそうで・・・。

でも休会後、額賀氏は

辻氏が「守屋氏の証言は事実に反するということか」と畳み掛けても、ちゅうちょせずに「事実と異なっている」と、午前中の審議と態度を一変させ、自信たっぷりに答えた。

となると、分からない。言葉を詰まらせた時点で「いや、実は・・・」なんて話になるのかと思いきや再度の「事実と異なっている」という発言。民主党側は守 屋氏の証言以外にも宴席の詳細情報を握っているかのような雰囲気。これが、額賀氏が嘘を言っていれば財務大臣の更迭もありえるだろうが、本当ならば守屋氏 に虚偽の証言という罪が科せられることになるのだろうか。

民主党が入手した詳細情報もこれが嘘だって話になると、「ホリエモン偽メール事件」の二の舞だ。

どっちも、ご用心・・・ご用心・・・

現役最年長力士・一ノ矢(46歳)引退へ

現役最年長力士・一ノ矢(46歳)引退へ

すっ、凄いっ。

部屋公式サイト「HYPER 高砂部屋」の管理もしているそうで、「一ノ矢の部屋」もありました。

んで、早速チェック。
サイトの作りはプアだが、iモード版にモンゴル語版まである。

一ノ矢のサイトには

あまり自慢にならないかもしれないが、現役最年長力士。もっとも部屋では入門したときから最年長であったが。身長が足りずに 8ヶ月間居候生活のあと、新弟子検査お情け合格。このホームページの担当者。

という説明。高砂部屋が若松部屋として始まった時に入門したのだとか。大卒なので最初から最年長だったってことなんだろう。んで、なんで最年長がWEBマスター?って思っていたら琉球大学の物理学部卒業なのだとか。ってことはコンピュータはお手のものなんだろうな。

意外な経歴の人が角界にもいるものだ。

ニューヨーク版「電車男」誕生?

ニューヨーク版「電車男」誕生?

新聞が取り上げネットでも話題になったことから、女性の同僚が気づき、なんと2日も経たずに連絡がとれてしまったのだそうです。

ストーリーに起伏がないな~。出会うまでのハードルが低い!

それにしても、、、

NY地下鉄に咲いたラブロマンス

オーストラリア紙サンデー・テレグラフによると、ウェブデザイナーのモバーグさんは11月初め、地下鉄の車内で見たヘイトンさんが忘れられず、服装などを再現した絵を自分の似顔絵とともにサイトに掲載。「連絡して」と携帯電話番号も書き添えた。

WEBに自分の携帯電話を掲載するなんて、ちょっと危険な気がするな~。スパム電話なんかかかって来なかったのかな?

宮崎ヒルズ作ります--東国原知事、ITを語る

宮崎ヒルズ作ります--東国原知事、ITを語る

「六本木ヒルズに対抗して宮崎ヒルズを作ることをマニュフェストに掲げている。周囲にはできるわけがないと笑われたが、宮崎がITの最先端になってもいいのではないか。仕事に疲れたらキレイな自然があるし、マンゴーも地鶏もある」

確かに宮崎の自然や風土は魅力的だよな~。日本は国内の殆ど全ての産業が東京中心で動いている。東京に人・モノ・金が集積していることが、東京が世界でも 有数のビジネスセンターになっている理由だろう。しかし、東京に集中しているからこそ不況がいっせいに襲ってくるというリスクもあるかもしれない。

リスク分散の意味で、産業基盤を国内の地方都市に移すというのは重要だと思う。名古屋や浜松を中心とした東海地方の製造業クラスターはとても有効に働いて いる。九州でも福岡を中心とした、アジア向けの経済活動は活発だ。宮崎は地勢的には他の経済地域との連携がとりづらい。だから、従来型の物理的な取引が大 きな産業では企業側のメリットが少ないと思う。

宮崎でも企業誘致を-しかも、IT産業を-誘致するというのであれば、宮崎大学をはじめとする地域学術センターの整備は大事だ。宮崎大学と協力して、国立 指定を取り消し、県立大学としてIT産業への人材供給や研究に寄与できる学術組織を整備することも考えたほうが良いだろう。産学官3者の協同のモデルケー スになるように期待している。

2007年11月21日水曜日

阿部寛が15歳下の28歳元OLと結婚

阿部寛が15歳下の28歳元OLと結婚

阿部ちゃん結婚! 俳優の阿部寛(43)が20日、元OLの女性(28)と結婚することを発表した。この日夜、東京・六本木のテレビ朝日で1人で会見。似 顔絵を描いたスケッチブックを手に「僕にとってかわいい人。価値観が合って、年齢差を感じない」と話した。映画、ドラマに欠かせない人気俳優とあって、豪 華な顔触れから祝福の言葉が寄せられた。

169センチの長身の元OLだとか。結婚できない・・・と言われていたのに、とうとう結婚しましたね。近年は映画に連続して出演中。当たり年ですね。

僕の友人には30代後半にもなって結婚していない人が沢山いる。全員がシステムエンジニアというところが・・・。と言ってもシステムエンジニアが結婚でき ない男というわけではない。彼らに共通しているのは「親元で生活している」ということ。男子たるもの親元を離れて独り立ちすることが重要なのかもしれな い。
システムエンジニアは拘束時間が長い職種なのか、一人暮らしよりも親元で暮らすことの方が都合が良いと思っているらしい。確かに彼らは長時間会社にいる。 しかも、なかなか社外の人と交流を持つことが少ないらしい。また、コンピュータに限らずのめり込む趣味を持っている。殆どの場合、一人で楽しむ趣味。だか ら尚のこと出会いがとても少ない。

でも、人と交わることは、色っぽいことがなくても重要だ。人生の幅が結婚によって広がるとは思わないが、豊かさは人との出会いによって変わると思う。彼らにいつの日かお祝いをしてあげることを待ち望んでいる。

2007年11月19日月曜日

手書きに勝る入力インターフェース

11月19日付けの日経新聞の11面に「オーダーメイド創薬」という企業が紹介されていた。この会社の主力商品の一つに『手書きで入力出来る電子カルテ』がある。特殊な紙とCCD付きの専用ペンで紙に書いたそのままが電子カルテに記録されるというもの。

キーボードやテンキーを使った入力は手書きに比べると不自然らしい。特に日本語の場合は平仮名を入力して変換をするので手間がかかる。それで手書きをそのまま電子化するというアイデアが受けているのだろう。

人が最初に手に入れる入力インターフェースは「ペン(指)」だ。その後に、オーディオ機器などの「音声」。それから「キーボード」。ただ、もっとも自由度が大きいのは手書き。同じ道具で文字でも絵でも表現出来る。特に準備しなくてもサイズを自由に変えることも出来る。

手書きが適度な刺激を与えるという理由もあるかもしれない。今後も手書きを越える入力インターフェースは出てこないのかもしれない。