業績が落ち込んでいるがブランド価値の高いオーストリアのピアノメーカーを地元企業と争っているらしい。ただ、伝統のある企業が海外に売却されることに地元世論の反発もあるのだとか。
この手の買収は経済合理性よりも感情的な要素が影響するので世論対策は重要だ。だけどヤマハがこのM&Aを成功させたら、本当の意味でのグローバル企業になれるのかもしれない。
IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。
パソコンの生産と物流にタグを利用してリードタイムを3日から2日に短縮するのだそうだ。量販店にとってリードタイムが短いことは良いことだ。店頭の在庫を3日分から2日分に減らせるからだ。消費者は気が変わりやすい。売れそうだと思って発注しても3日も経てば買う気がなくなっているかもしれない。
だから、リードタイムが短ければ売れ残りのリスクを減らすことが出来る。メーカーにもメリットがある。リードタイムが短ければ、メーカーは流通在庫を減らすことが出来る。ホースが長ければ、蛇口をひねっても水が出るまでに時間がかかるし、ホースの中に残る水の無駄は多くなる。ホースが短ければ無駄を省けるのでメーカーにとってもメリットがある。
さて、具体的にICタグをどう使っているのだろうか。とても興味がある。
キーボードやテンキーを使った入力は手書きに比べると不自然らしい。特に日本語の場合は平仮名を入力して変換をするので手間がかかる。それで手書きをそのまま電子化するというアイデアが受けているのだろう。
人が最初に手に入れる入力インターフェースは「ペン(指)」だ。その後に、オーディオ機器などの「音声」。それから「キーボード」。ただ、もっとも自由度が大きいのは手書き。同じ道具で文字でも絵でも表現出来る。特に準備しなくてもサイズを自由に変えることも出来る。
手書きが適度な刺激を与えるという理由もあるかもしれない。今後も手書きを越える入力インターフェースは出てこないのかもしれない。