2011年3月26日土曜日
来るべき関東大震災では帰宅困難になることが最も心配
2011年3月24日木曜日
本当に水から検出されたか分からない
「放射能ほど測定しやすいものはない」ってどんだけ?
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51658186.html
「1018というのは100万の3乗ですから、これは100万mm=1km立方の空間中に、1mm立方の粒が3つあるのと同じというたとえも出来ます。」
放射能を帯びているとそんな微量でも測定出来るとは驚き。だが、逆に測定しやすくて間違うということはないのだろうか?そんな繊細な測定で誤差はどの程度なのだろう。本当に水から検出されたのだろうか。
今日の朝刊で「東京で水道水は乳児に与えてはいけない」と言われて、同じ頃に測定された結果は十分の一の数値。店頭からミネラルウォーターがなくなっただけという結果。必要な発表だったのか、疑問が残る。
地震じゃなく津波被害
仙台市内の様子は聞くと思ったほどの被害は無かったという。もちろん、激しい揺れで物が飛び散ったりはしたが、建物の倒壊はあまりなかったということだ。直下型だった阪神淡路と違い、地震の衝撃はそれほどでも無かったようだ。だからこそ、今回の津波被災地でも深刻に捉えられず避難が遅れたのかもしれない。
確かに地震の衝撃はあっただろうが、今回の災害は「東北広域大津波災害」と名付けるべきだろう。だから、これまでの「震災対応」とは違った対応をしなければいけないのではないかと思う。震災では災害地域は被災の程度が斑で、無事な場所を拠点に復旧作業にあたれた。しかし、津波の様に根こそぎ被災すると復旧は被災地全体を地ならしすることからはじめる形になる。火災と違い瓦礫が沢山残っているので、その撤去だけで大変な費用がかかる。
地ならしして町割りを最初からする市街地建設の中に、それまでの住民の一般生活を共存することは難しい。だから、津波の被災地からは住民を集団で避難させて復旧までの生活を支援するしかない。それには三年くらいかかるかもしれない。東北各県の自治体への集団避難が一番だが、それ以外の自治体への避難も検討するべきかもしれない。三年くらいとするか、「移住」とするかも考えた方が良いだろう。
2011年3月23日水曜日
たとえ放射線数値をいくら公開してもパニックは収まらない
実際に経済的理由や、仕事の必要で行動に移せない人が相当数いるので、大規模なパニックには至ってないが、原発の状況が変わらないとパニックが拡大する可能性はある。各国大使館が業務を大阪に移管したり、外資が首都圏脱出や海外脱出をしているため、動揺している人は潜在的にはたくさんいるだろう。
パニックを静める為に政府は放射線の数値を公開して国民を安心させようという話は良くあるが、それは無理というもの。第一に、その数値が何を意味するか良く分からない。第二に、「日常生活の何倍」とか「CTスキャンと同じ」とか言われても、そのことと健康被害の関係は分からない。エックス線ならまだしも、CTスキャンなど一般人には縁遠いし、日常生活の何倍までなら大丈夫なのか分からない。第三に、政府や東電が本当のことを言っているか信用出来ない。
何よりも、パニックになっている人たちは「安心」を求めているのであって、それは本質的にはお母さんの抱かれなければ手に入らない。
政府はパニックを防ぐことは諦めてコントロールすることに力を注いだ方が良い。
2011年3月21日月曜日
教科書は印刷するな
「これって、児童にiPad配って配信したらいいんじゃない?」
まず、教材の印刷代が節約出来る。CDなども配布していたが音声はもとより動画だって配信可能だ。それらの製造費用もかからない。
仕分けや梱包・出荷などの作業が必要なくなり、費用が削減出来る。仕分けや配達ミスもなくなる。ストレスフリーになるわけだ。印刷ミスだって直ぐに修正出来る。
なのに何故大量の教科書や教材を印刷し、全国に配布しているのだろうか。無駄という他ない。
福島原発の事故は大した問題じゃない
騒ぎすぎ
福島原発の周辺に住む人にとっては放射線による被害や今後家に帰れるかを含めて心配だろう。これは、1)事故を招いた東電 2)原発誘致を決めた自治体 3)原発によるエネルギー調達を決断した国 の三者が誠実に対応すべきだ。しかし、福島原発から100キロも200キロも離れた関東の人が一々リアルタイムでニュースをチェックする必要はない。なぜなら原発からの放射性物質の飛散、放射線の漏洩は彼等には関係ないからだ。
彼等はあるはずもない放射線の影響に過度に騒ぎ立て、被害者の様に東電や政府を責める。しかし、彼等は被害者ではない。福島原発の電力の主な消費者は関東の住民や企業だ。彼等の為に原発周囲の人は身近にその建設を許したわけだ。
被害者でもなく、福島の地に原発が建設される一因とも言える人たちがあれほど原発に関心を持つ理由は分からない。もしかしたら、騒ぎ立てることで自分も被害者の列に並んでいるつもりかもしれない。
視察ではなくサプライズ激励を
しかし、リーダーが最前線を慰労するのは悪いことではない。ただ、やり方は良く考えないといけない。
今の震災現場や原発事故対応の最前線は、日々目まぐるしく変わる状況対応に四苦八苦していて、当ながら"最大限"の努力をしている。この際に必要なのは、叱咤よりも共感だろう。言葉の選択ひとつで現場の士気に影響する。
かりに前線に菅首相が出張るのであれば、それを気づかせてはいけない。官邸のスタッフなどで準備して、短時間でサッと引き上げるべきだ。伝えることは、「苦労を分かち合う」こと「信頼している」こと「感謝している」ことだ。