2009年9月25日金曜日

変える方に行って欲しいと思うのだが

郵政は郵便会社と窓口会社を持ち株会社と統合する、というのが原口大臣の意向らしい。持ち株会社に事業会社を吸収合併するのは少しマズい。郵便事業と窓口事業を統合するのはまだしも、持ち株会社に統合すると経営の自由度が低下してしまう。さて、どうするか。
ゆうちょとかんぽが合併されないのは良かったが、持ち株会社に郵便事業が統合されると金融事業の収益をアテにする再統合に議論が戻るかもしれない。さて、それを止めるために、ゆうちょとかんぽの株式を政府に譲渡してしまってはどうか。政府はあらかじめ決められた条件に従って株式を徐々に売却する。郵便に金融がくっつくなんて状態を解消すると郵便事業も自身の生き残りをかけて生産性の改善に取り組まなければいけない。
郵政が事業経営に本気で取り組むというのは物流業界に与えるインパクトは物凄い。日本で最も広いネットワークを輝きだす。ワクワクするではないか。