2007年5月24日木曜日

市場前

東京ビッグサイトに行ってきた。

市場がない市場前駅。真剣に建設している感が全くない。

市場移転反対運動があるみたいだけど、移転して来なかったら市場移転候補地前って駅名になるんだろうか。

皮算用にはご注意を。

国際漫画賞

漫画好きで知られる麻生外相の肝いりで外務省が創設するという。文科省の領分だと思うが頭の固い官僚や他の政治家では無理だったろう。

でも、日本では虐げられる産業程強い。自動車産業なんか良い例。経産省はずっとアメリカと一緒になって自動車メーカーをいじめてきた。でも、今や自動車世界一の座は日本だ。政治も官僚も自動車業界には何も言えない。漫画も欧米で誕生したものが、日本で文化や芸術にまで高められた。あまり、ちやほやされない方が良いのかもしれない。

親学

ヘリコプターペアレンツという言葉があるらしい。アメリカで十年前に問題化した、自立を阻む子離れ出来ない親のこと。日本でも多くなっているらしい。

ほとんどの親はちゃんとしているのだろうが、ほんの少し不届き者が出ると大騒ぎ。火は小さいうちに消すに限るとは思うが、過剰に反応するのも…。

2007年5月23日水曜日

魚より肉

水産白書によると、日本の魚と肉の消費量が逆転しそうだという。30〜40代でも魚より肉の消費量の方が多く、水産大国日本の食文化は様変わりしたと言えるのだろうか?

だが、この変化には水産物価格の高騰という背景もあるらしい。富裕層の増加した中国などと水産物の奪い合いをした結果、価格が高騰して一般消費者が魚を敬遠してるらしい。

中国の経済発展が日本の食卓に影響を及ぼすとは、世界は本当に狭い。

延命治療のガイドライン

延命治療を望むも拒むも自己決定が前提 ――尊厳死の法制化は尚早

射水市民病院の元外科部長にぼくは同情的だ。優しい面をもっているドクターなんだろうと勝手に推測している。冷たい医師なら、人工呼吸器のスイッチをオフにしたりしない。本当に冷たい医師は、人工呼吸器につながれた末期患者を放り出し、看護師にケアをまかせて、患者さんの元へ行かなくなる。この元部長はあたたかな医師かも知れないと思っていた。

やさしい医者ほどこの様に指弾され、冷たい医者が守られるというのは矛盾だ。

日本の医療制度ではまじめな医者ほど疲弊し、困窮する。その上、訴訟リスクもあるとすれば、ますます医療に従事しようとする人が少なくなってしまう。なんとかならないものだろうか。

2007年5月22日火曜日

セクシーボイス アンド ロボ

今日はセクシーボイス アンド ロボの放映日。

しか〜し!今日放映予定だった放送は急遽中止。代わりに第2回の放送が再度流されることに。何故?

今回の放送は「立て籠もり犯」。このドラマの筋書きから言えば、ある程度犯人に肩入れする内容になっているのだろう。おそらく、先週の立て籠もり事件の影響だろう。

夕刊のラテ欄は再放送の予定ではなかった。放映直前に内容を考慮して急遽変更したか、決定していたのに少しでも視聴率を稼ぐために伏せていたか。

いずれにしても、自主規制。メディアのあり方として、どうなんだろう。下手すればお蔵入りするかもしれない。

Too late

日経新聞 5月22日 朝刊 5面
「2年目の御手洗経団連 政治との間合い課題に」

小泉前首相と奥田前経団連会長の時代に支持を得た大胆な構造改革。ここにきて景気回復の環境下で、危機感の薄れから世論の支持を受けにくくなっているらしい。格差是正が社会批判のキーワードになっている近年、大胆な発言には批判が集まる。だが、社会がにっちもさっちもいかなくなってから手を打っても遅すぎる。調子が良いときこそ何かするべきじゃないだろうか。

十年以上前に景気が良かった時にやっておけば影響が小さかったことは多いはずだ。だが、人はいつも気がついたときには遅すぎる。

2007年5月21日月曜日

テレビ朝日の態度

テレビ朝日の「Qさま」を見た。

開始直後、「この放送は4月28日に収録しました」というテロップが流れる。「???」何かあったんだっけ?出演者を見ても良く分からない。番組は十人の出演者が「国語」「英語」などのクイズに答える人気コーナー。今回はインテリスペシャルとして山本モナなどが出演していたので、何かスキャンダルがあったんだっけ?と考えてしまった。

だが、しばらくすると謎が解けた。十人のはずの回答者がどうしても一人だけ映らない。だけど、名前だけは映された。映されなかった出演者の名前は「丸川珠代」。そう、参議院選に出馬するためにテレビ朝日を辞めたからだ。だが、収録当時にはテレビ朝日の社員。テロップでも括弧書きで「テレビ朝日アナウンサー」とクレジットされていた。

なのに、、、まるで裏切り者扱い。心が狭いな~。

ケイレツ

ケイレツ(系列)というのは英語になっているそうだ。カイゼン(改善)とともに日本企業の強さの源泉として80年代に流行したらしい。
アメリカはそれに目をつけて日本企業を強引にアメリカ現地生産をさせることで弱体化を狙ったのだろう。だが、結果はアメリカの部品産業が日本化する結果となった。アメリカに進出した企業はそれらを利用してドンドン強くなった。

ホンダが系列強化に動くという。トヨタも同様だ。日産はゴーン改革で系列を崩した。競争力のない系列は敗北するので仕方ないかもしれないが、今やそのことが成長の足枷になりかねない。
世界中から安く品質の良いものを集めて自動車を作る。一見、理にかなっているようだが、世界中のどこかに品質が良いものが転がっているという楽観的な前提があるように思う。
だが、そんなことはないのではなかろうか。だから、日本企業はまるで親の様に仕入れ先を叱り、褒め、育てた。さしずめ、トヨタは厳格な家父長制の父親だろうか。ホンダは放任主義のリベラルな家だ。日産は育児放棄をした。さて、どの家庭が最も適切に判断したのだろう。