2007年8月3日金曜日

保険支払い漏れについて

この数年、保険料の支払い漏れについて保険会社を非難する報道や金融庁の営業停止命令など、様々な話が問題化された。保険関係の知人・友人や報道を総合して僕の考えをまとめておく。

「保険料不払い」という報道
わざわざ支払い漏れと書いたのは不払いという報道に対する批判だ。不払いは「ワザと払わなかった」という印象を誘導して世論を操作しようという意図が見える。報道している側は特に意識はしていないのだろうが、結果的にこの報道は保険業界の信用を傷つけた。

「請求しない消費者」
何故、支払い漏れが発生したかというと、それは消費者が請求をしなかったからだ。保険は何かあったから自動的に支払われるものではない。あくまでも消費者からの請求に基づいて支払われる。しかし、今回の支払い漏れは消費者の請求漏れに起因するものだ。

「システム」
複雑な特約を管理することの出来るシステムの整備が出来ていなかったのは問題。

「金融庁の不作為と保険業界の不作為」
金融ビッグバンを契機とした混乱を放置した金融庁の不作為は許されない。

2007年8月1日水曜日

安倍批判の大合唱

マスコミでは安倍批判の報道が連日の様に繰り返されている。小泉以降なりを潜めていた政権批判が息を吹き返したといったところ。小泉以前は楽だった。とにかく政権批判をすれば世論はついてきた。でも、小泉時代はいくらマスコミが扇動しても世論は小泉を支持し続けた。

小泉に比べると安倍は脇が甘く、批判に世論ものってきた。その成果が自民党の参院選惨敗。まあ、批判のネタは政策でも何でもないけどね。

夏商戦 振るわず

「夏商戦 振るわず」
日経新聞 8月1日 朝刊 3面

関東の梅雨がなかなか明けず、気象庁が猛暑の予想を平年並みに修正するなか、猛暑を当てこんで投入された商品の不振が伝えられた。当初、猛暑が伝えられた時、ユニクロを展開するファーストリテーリングはあてにしないという発表をしていた。企業のリスク管理として、ファーストリテーリングの取り組みが正しかったことが証明された。
これはユニクロのような生産リードタイムが短い企業だけが出来たことなのだろうか?どの企業も気象庁の発表を当てにして選択の幅を狭めた。ユニクロは当てにしない選択をしたということだが、気象庁に従った企業が決算期にどういう言い訳をするか、楽しみだ。
気象庁がいくら猛暑を発表したからとはいえ、それを選択した責任は免れまい。

2007年7月31日火曜日

外務省は全員クビ!

アメリカ下院議会で慰安婦謝罪決議案が採択された。外務省は何をやっていたのか?こんな外交的失策をするようじゃ、全員クビだ!

2007年7月30日月曜日

安倍続投に今更意外感はないだろう

新聞各社が「安倍続投」に疑問を投げかけている。でも、誰が?

今回の参院選は自民党の負けは見えてた。参院選の前に派閥領袖の間でも後継についての動きがなかった時点で安倍続投は決まっていたのかも。

それで少し考えた。安倍内閣は去年の総裁選の論功行賞の性格が強い。でも、その結果が度重なる不祥事と参院選の結果。となれば、安倍改造内閣は党内に遠慮する必要がないってことにならないか?

自分の思う通りの組閣が出来るかも。まあ、それも自分の想いがあればの話だが。今回の結果でしばらくは解散総選挙なんてことは自民党には出来ない。だから、例え不満があろうと安倍政権を支えなくてはいけない。

支持率回復の為に安倍政権に手を入れようとするのか?それとも安倍が排除して我を通すことになるのか?

いずれにしても、民主党は自民党の切り崩しを図るだろう。民主党に鞍替えするものを探すかも。でも、小沢一郎を知る人は簡単には転向しないだろうから、狙い目は若手議員だろう。

まあ、しばらくはゴタゴタするだろうけど、政局にばかり熱中していると支持を失うことになる。ご用心…ご用心。

2007年7月29日日曜日

因縁の日韓戦

気合い負けですな。