2007年8月1日水曜日

夏商戦 振るわず

「夏商戦 振るわず」
日経新聞 8月1日 朝刊 3面

関東の梅雨がなかなか明けず、気象庁が猛暑の予想を平年並みに修正するなか、猛暑を当てこんで投入された商品の不振が伝えられた。当初、猛暑が伝えられた時、ユニクロを展開するファーストリテーリングはあてにしないという発表をしていた。企業のリスク管理として、ファーストリテーリングの取り組みが正しかったことが証明された。
これはユニクロのような生産リードタイムが短い企業だけが出来たことなのだろうか?どの企業も気象庁の発表を当てにして選択の幅を狭めた。ユニクロは当てにしない選択をしたということだが、気象庁に従った企業が決算期にどういう言い訳をするか、楽しみだ。
気象庁がいくら猛暑を発表したからとはいえ、それを選択した責任は免れまい。

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