映画「カンフーパンダ」より
"Yeasterday is history,
Future is a mystery,
Today is a gift, that's why it is said present."
今日一日を大事にして、明日を楽しみにしようと思った。
IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。
裁判員制度というと「12人の怒れる日本人」を思い出す。サンシャインボーイズの舞台。映画化もされている。最近、キャストを変えて再演したとか聞いた。
あの話では切れ者の役者志望の男が議論をファシリテートして、合意を形成する過程が面白かった。あの話は「陪審員制度」の話だったので、陪審員の中に偶々ファシリテートが出来る人がいたから良かったが、そうでなければ声の大きさに負けていい加減な判断がされる可能性を指摘していたと思う。
裁判員制度では判事がファシリテーターを勤めるわけだが、権威のある人がファシリテーターとして有効に機能するかは疑問だ。それなら、第三者をファシリテーターとして参加させた方が良いのではないだろうか?
"職場でいちばん輝いている人になろう。"
僕は輝いているだろうか?どうすればもっと輝けるだろうか?
デイルは輝くため、アイデアを生むためのメソッドを紹介している。でも、それ以上にこのメソッドが有効で自分自身がワクワクして楽しいというのが重要だろう。
楽しんで仕事をする、工夫してより良いものを考えるのは、とてもエキサイティングなことだ。日々挑戦し、挑戦を求められ、認められるのはストレスもあるだろうが、楽しくもある。
ベンチャーで働いていた頃は、様々なプレッシャーと努力を強いられたが、毎日成長を実感出来た。ザルで水をすくう様な虚しさを感じることもあったが、それを乗り越えると達成感があった。
ワクワクする状況は与えられるというより自分で作り出すものだろう。事実、同じベンチャーで働いても鬱に陥ってしまった人間はいる。ワクワクする環境にいたというより、勝手にワクワク仕事をしていたのだと思う。
輝くために、少しだけずらしてみよう。仕事がつまらないのではなく、つまらないやり方で仕事をしているんだ。
なら、輝ける方法は無限大だ。
システム開発受託の場合と社内システム開発の場合で、要件定義業務は本質的には変わらない。だが、システム開発受託の場合と違う点もある。システム開発受託の場合は発注者側に情報システム部などのエージェントが立つ。社内システムの場合はエージェント役も含めて引き受けるので、責任を持つ範囲は広く、楽しみでもある。ユーザーは同僚なので変な遠慮はないから気持ちが良い。
ただ、情報が多い分、必要な要件を抽出するのは気を配った。情報は多くても少なくても迷いにつながるものだ。
ただ、開発にのめり込まない期間が一定期間あったのはユーザー目線を養う糧にはなったようだ。
現役の開発者もいったん開発の最前線から退いてみるのも悪くないかもしれない。
TBSが株主の持ち株数が制限される「認定持ち株会社」に移行することに伴い、楽天がTBSとの提携実現を断念した。楽天・TBSともに株価は上昇していて、市場は提携解消を好感しているようだ。しかし、楽天の持ち株の買取請求により買取価格の交渉次第では株価もどう推移するか分からない。
この半年でTBSの株価は1,800円から1,300円まで28%前後下落していて、楽天は20%程度下落している。TBSの株価は12月に急降下しており、これは株主総会前後のことなので認定持ち株会社移行が嫌われたのと、景気悪化による広告収入下落で収益が悪くなるという予測が影響したのだろう。3月に株価が持ち直しているが、これは独占放送したWBCの影響と思われる。楽天は年明けから徐々に株価を落としていて、これはTBSとの提携断念が業績に与える影響が市場に理解されるのに時間がかかったということなのではないかと思う。
この顛末ではTBSの経営陣の我執によって、TBS・楽天双方の企業価値が落ちてしまったというのが僕の評価だ。そもそも、楽天が株式の取引によりTBSの筆頭株主になったことは正当な話であった。それでもTBSは筆頭株主である楽天との事業提携どころか共同事業程度の話にも乗らず、経営を握り続けた。楽天が「通信とメディアの融合」というコンセプトを掲げてTBSにも市場にも提案を繰り返したのに比べて、TBSの経営陣は従来の事業運営を変えることなく、コンテンツ争奪に明け暮れた。結果的に、WBCというコンテンツが大当たりして一時的に業績が復活したかに見えるが、現実的には広告収入の激減、高額な人件費、番組制作上の構造上の問題は一向に改善されていない。
地デジ移行によって、ハイビジョン映像を送り出せるようになったものの、基本的に放送のやり方自体が変わったわけではない。相変わらず番組制作や報道取材における不祥事は続いており、多少映画やコンテンツ販売による収入の多様化をはかったとはいえ、基本的に広告頼みという構造は変わっていない。その構造を変えるのに外部の血を入れることは決して悪くない選択であった。放送局は基本的にプロパーによって支えられていて、外部の血が社内に入ることはほとんどない。結局は旧体制を維持することが目的でもあり、その体制が「電波法」によって守られているために愚鈍な経営が通用してしまう。楽天のチャレンジは評価できるが、そもそも「変わる気がさらさらない」業界に「変えることが競争力」という企業が協力しても良い結果は出なかったであろう。
楽天の今後のオプションとしては、思いっきり高くTBSに株を買い取らせ、独自に放送局を立ち上げることを目指した方が良い。その際に放送業界の人間は一切使わないこと。彼らは努力もなく高収入を得ることに慣れているし、業界を「荒らす」ことはしたがらない。NTT出身でKDDI、E-Mobileと業界を荒らし続けた千本氏の様な人でもない限り、業界人に期待するのはやめた方がよい。それよりは全く関係ない業界やメディアに不満をもっている人の中から人材を得たほうが良いだろう。
そのセミナーはある会社の事業戦略セミナーに参加するというもの。
自分の普段の仕事と関係ない業界なので刺激になった。セミナー講師は有名なマッキンゼー出身のコンサルタント。僕の他、社外メンバーが数人アサインされていたが、講師のアシスタントとしての役割を期待されていたが、役割は果たせていたろうか?
講師の評価は八十点。ん〜。反省…。
ポジショニングに失敗した。
次回は二週間後。
少し真剣に取り組もう。
社内セミナーに社外の人を入れるというのは面白い。社員の友人などであれば、下手にコンサルタントを雇うより安上がりだ。面白い工夫だと思った。
本当に、官僚や政治家はセンスがない。